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神奈川での大規模修繕の補助金について

2024.12.16 (Mon) 更新

神奈川県での大規模修繕補助金について説明します。出来るだけこの記事がお役に立てるよう、いくつかのポイントに整理してご説明します。 

 

神奈川県では、マンションの大規模修繕に対して、いくつかの制度を活用することで、工事費用を軽減できます。主な制度とその概要は以下のとおりです。 

a.神奈川県住宅リフォーム支援事業

内容は住宅のリフォーム費用の一部を補助する制度です。対象となる不動産は 耐震改修、省エネ改修、バリアフリー改修などを行う住宅をメインとしています。 補助金額は改修費用に対して一定割合を補助(上限あり)です。ケースバイケースでの金額が支援されます。申請方法は神奈川県住宅リフォーム支援事業のホームページから申請書類をダウンロードして提出。 以下にリフォームのお役立ち情報も含めて神奈川県での施工に有意義な情報提供をしています。

 詳細: 神奈川県住宅リフォーム支援事業ホームページ

https://www.pref.kanagawa.jp/docs/zm4/ie-reform.html

 

b.横浜市住宅改修助成金

神奈川県の横浜市に限り補助しています。内容は横浜市内の住宅の改修費用の一部を補助する制度で、対象となる不動産は耐震改修、省エネ改修、バリアフリー改修などを行う住宅なので、大規模改修をしたいマンションやアパートなども対象となります。 補助金額は改修費用に対して一定割合を補助となるので先ずは、申し込みをするために横浜市住宅改修助成金のホームページから申請書類をダウンロードして提出となりますが、横浜市では、介護保険の住宅改修費なども給付しています。工事にかかった費用の9割を払い戻ししている制度などもあります。

代表的な制度

先進的窓リノベ2024事業

窓のリフォームを促進することで、省エネ、断熱性向上、CO2削減、快適な住環境実現などを目的とした断熱窓への改修促進等の工事です。高性能な窓、省エネ性能の高い窓、断熱性能の高い窓などへ変更する工事が該当します。

「給湯省エネ事業」

省エネ性能の高い給湯器への買い替えに対して、補助金が支給される制度で、対象となる給湯器は、エコキュート、ガス給湯器、電気温水器など、省エネ性能の高い機種に限定されます。また、給湯器の修理やメンテナンス費用の一部を補助する制度でもあります。

  詳細横浜市住宅改修助成金ホームページ

https://www.city.yokohama.lg.jp/kenko-iryo-fukushi/fukushi-kaigo/koreisha-kaigo/kaigo-hoken/kaishuhi/juukai.html

 

c.川崎市住宅改修助成金

内容は川崎市内の住宅の改修費用の一部を補助する制度です。 対象は耐震改修、省エネ改修、バリアフリー改修などを行う住宅で、補助金額は改修費用に対して一定割合を補助(上限あり)ます。申請方法は川崎市住宅改修助成金のホームページから申請書類をダウンロードして提出できます。

代表的な制度

木造住宅耐震改修助成制度

木造住宅で耐震性が低い不動産の工事費用の一部を助成する制度です。

耐震シェルター等設置助成制度

耐震性が低い木造の住宅等の不動産に対しての補助金で、シェルターや、防災ベッドを設置する費用の補助を行います。

川崎市では、川崎市住宅供給公社ハウジングサロン と連携して制度を紹介していて、案内の確認等も全てこちらで相談することができます。

(火~土曜日 9時~12時・13時~16時(祝日及び年末年始は休み))

電話:0448740180

 詳細 川崎市住宅改修助成金ホームページ

https://www.city.kawasaki.jp/500/page/0000120881.html

 

補助金制度は、市町村によって条件や金額が異なるため、事前に確認が必要です。 マンションの大規模修繕に関連する補助金制度は、直接的なものは少ないですが、上記の制度を活用することで、間接的に費用を軽減できる可能性があります。 神奈川県での工事の検討について詳しい情報や申請方法については、それぞれの市町村のホームページや窓口でご確認ください。 大規模修繕は、マンションにとって大きな決断です。  補助金制度を活用することで、少しでも費用を抑え、安全で快適な住環境を実現しましょう。

 

大規模修繕の期間はどのくらい?

マンションの大規模修繕の期間は、工事内容や規模によって大きく異なりますが、一般的には数ヶ月から1年以上かかることが多いです。 

具体的な期間の目安は以下の通りです。

・外壁塗装のみ ・・・ 約3ヶ月~6ヶ月

・外壁タイルの補修・貼り替え ・・・ 約6ヶ月~1

・防水工事 ・・・ 約3ヶ月~6ヶ月

・エレベーターの改修 ・・・ 約3ヶ月~6ヶ月

・配管の更新 ・・・ 約3ヶ月~6ヶ月

・電気設備の改修 ・・・ 約3ヶ月~6ヶ月

・防災設備の改修 ・・・ 約3ヶ月~6ヶ月

 

期間に影響を与える主な要素

・工事内容の規模 ・・・ 工事内容が複雑で作業工程が多いほど期間は長くなります。

・建物の規模 ・・・ 建物が高層階や大規模なマンションの場合、足場の設置や作業員の配置などに時間がかかるため、期間は長くなります。

・天候の影響 ・・・ 雨天や強風などの天候の影響を受けやすく、工期が遅れる可能性があります。

・周辺環境 ・・・ 工事中の騒音や振動などが問題となる場合は、近隣住民との調整に時間がかかることがあります。

 

大規模修繕の注意点

大規模修繕の期間中は、生活に支障が出たり、足場が設置されるため、窓からの眺望が遮られることがあります。また、騒音や振動が発生するため、日常生活に影響が出ることがあり、エレベーターが停止したり、使用制限がかけられたりする可能性があります。事前に計画的に施工を企画することでスムーズに大規模な工事も完了することができます。

事前に住民に工事内容や期間、生活への影響などを説明し、理解と協力を得る必要があります。大規模修繕は、建物の寿命を延ばし、安全で快適な住環境を維持するために不可欠です。  業者と協力して、円滑に進められるよう、計画的に準備を進めることが重要です。 

 

大規模改修工事費用を補助金で安くするためには

大規模改修工事の費用を補助金で安くしたい。ただ、補助金は「誰でももらえる」わけではなく、いくつかの条件を満たす必要があります。 

国や地方自治体の補助金を見てみよう

国土交通省、経済産業省、環境省などのウェブサイトで、住宅リフォームに関する補助金制度を検索しましょう。地方自治体独自の補助金制度もあるため、お住まいの地域のウェブサイトも確認して見ることをおすすめします。

条件を満たす改修内容にする

補助金は、省エネ性能向上、耐震性能強化、バリアフリー化など、社会的に意義のある改修内容に対して支給されることが多く、断熱材の追加や高性能な窓への交換、耐震補強などに該当する補助金への申請を行います。

申請手続きを行う

補助金の申請には、工事計画書、見積書、領収書などの書類が必要になります。

提出された書類に基づき、審査が行われ、審査に通過すれば、補助金が支給されます。

 

まとめ

神奈川での大規模修繕はリフォーム会社や建築士など、専門業者に相談することで、補助金に関する情報を収集したり、補助金の申請手続きを代行してもらったりできます。様々な制度を利用できるので地方自治体のホームページ等から確認し、申請しましょう。

 

ブログ監修

代表取締役

柏木 雅人MASATO KASHIWAGI

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