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外壁のコンクリートが剥がれる原因とは?爆裂の危険性と補修方法を解説

2026.10.24 (Sat) 更新

外壁のコンクリートが剥がれる原因とは?爆裂の危険性と補修方法を解説

こんにちは!リペアウィズです!!

アパートやマンションの外壁を見たときに、コンクリートが欠けていたり、表面が剥がれて内部の鉄筋が見えていたりすることはありませんか?

外壁のコンクリートが剥がれる症状は、単なる表面の傷みではなく、建物内部の劣化が進んでいるサインかもしれません。特に、コンクリート内部の鉄筋がさびて膨張し、周囲のコンクリートを押し出す「爆裂」は、外壁の落下につながる危険な症状です。

築20年を超えたアパートやマンションでは、雨水の浸入や経年劣化によって、コンクリートのひび割れや剥がれが発生する場合があります。劣化を放置すると、建物の耐久性が低下するだけでなく、落下したコンクリート片によって居住者や通行人がけがをするおそれもあります。

今回は、外壁のコンクリートが剥がれる原因や爆裂が起こる仕組み、放置するリスク、具体的な補修方法について解説します。

外壁の劣化が気になっている方や、大規模修繕の時期を検討している方に役立つ内容です。築20年以上のアパート・マンションを経営している大家さんは、ぜひ参考にしてください。

外壁のコンクリートが剥がれる原因とは?爆裂が起こる仕組みを解説

外壁のコンクリートが剥がれる原因には、鉄筋のさび、雨水の浸入、コンクリートのひび割れ、施工時の不具合などがあります。特に注意したい症状が、鉄筋のさびによってコンクリートが押し出される「爆裂」です。

コンクリートは丈夫な材料ですが、長期間にわたって雨風や温度変化の影響を受けると、少しずつ劣化が進みます。外壁の表面に小さなひび割れが見つかった場合でも、内部で劣化が進行している可能性があります。

外壁のコンクリートが剥がれる主な原因

外壁のコンクリートが剥がれる主な原因は、次の4つです。

① 鉄筋のさびによる爆裂

鉄筋コンクリート造の建物では、コンクリートの内部に鉄筋が埋め込まれています。通常、コンクリートは鉄筋を雨水や空気から守っています。しかし、ひび割れなどから水分や二酸化炭素が入り込むと、鉄筋がさびやすくなります。

鉄筋がさびると、さびていない状態よりも体積が大きくなります。膨張した鉄筋が周囲のコンクリートを内側から押すことで、ひび割れや浮きが発生します。劣化が進むと、コンクリートが盛り上がったり、塊となって剥がれ落ちたりします。

② 雨水の浸入による劣化

外壁のひび割れやシーリング材の劣化は、雨水が建物内部に入り込む原因になります。雨水がコンクリート内部に浸入すると、鉄筋のさびが進行しやすくなります。

特に、雨が当たりやすい外壁や、窓の周囲、バルコニーの付け根などは、雨水の浸入に注意が必要です。雨漏りが発生していない場合でも、外壁内部に水分が入り込んでいる可能性があります。

③ コンクリートの中性化

コンクリートは、通常、強いアルカリ性によって内部の鉄筋をさびから守っています。しかし、空気中の二酸化炭素がコンクリート内部に入り込むと、徐々にアルカリ性が失われます。この現象を「中性化」と呼びます。

中性化が鉄筋の位置まで進むと、鉄筋をさびから守る働きが弱くなります。鉄筋のさびが進行すると、コンクリートのひび割れや剥がれにつながる可能性があります。

④ 施工時の不具合や材料の劣化

コンクリートの施工時に適切な締固めが行われていない場合や、鉄筋を覆うコンクリートの厚さが不足している場合は、劣化が進みやすくなることがあります。また、経年劣化や温度変化によるひび割れも、コンクリートの剥がれにつながる要因です。

ただし、外壁が剥がれているからといって、必ず施工不良が原因とは限りません。実際の原因を判断するには、劣化箇所の状態や建物の環境を調べる必要があります。

外壁の爆裂はなぜ起こる?鉄筋がさびる仕組み

外壁の爆裂は、鉄筋のさびによる膨張が主な原因です。爆裂は突然起きたように見える場合がありますが、実際には、ひび割れや鉄筋のさびなどの劣化が徐々に進行していることがあります。

爆裂が起こるまでの流れは、次のとおりです。

・初期段階: 外壁のひび割れなどから水分や二酸化炭素が入り込みます。
・鉄筋の腐食: コンクリート内部の鉄筋がさび始めます。
・ひび割れの発生: 鉄筋のさびによる膨張で、鉄筋の周囲にひび割れが発生します。
・コンクリートの浮き: ひび割れが広がり、コンクリートの一部が浮いた状態になります。
・爆裂の発生: コンクリートが剥がれ落ち、内部の鉄筋が露出します。

例えば、マンションの外壁に細いひび割れがあり、数年後にひび割れの周囲が盛り上がってきた場合は、内部の鉄筋がさびている可能性があります。さらに劣化が進むと、コンクリート片が落下する危険性が高まります。

外壁のひび割れや盛り上がりを発見した場合は、表面を塗装するだけで済ませず、内部の状態を確認することが重要です。

外壁のコンクリートが剥がれる前に現れる劣化症状

外壁のコンクリートが大きく剥がれる前には、いくつかの劣化症状が現れる場合があります。早い段階で異常を見つけると、被害の拡大を防ぎやすくなります。

注意したい症状は、次のとおりです。

・ひび割れ: 外壁の表面や窓の周囲に細い線状の割れが見られます。
・コンクリートの浮きや膨らみ: 外壁の一部が盛り上がったり、表面が浮いたように見えたりします。
・鉄筋の露出: コンクリートが欠けて、内部の鉄筋が見えています。
・茶色いさび汁: 外壁に茶色い筋状の汚れが付着している場合、内部の鉄筋がさびている可能性があります。
・コンクリート片の落下: 外壁の下にコンクリートの破片が落ちている場合は、剥落が進行している可能性があります。

ただし、ひび割れや汚れだけで、劣化の原因や危険性を正確に判断することはできません。特に、鉄筋が露出している場合や、コンクリートが浮いている場合は、専門業者に調査を依頼しましょう。

外壁のコンクリート剥がれや爆裂を放置するリスクと補修方法

外壁のコンクリート剥がれや爆裂を放置すると、コンクリート片の落下や鉄筋の腐食拡大につながるおそれがあります。建物の安全性を保つためには、劣化の状態を確認し、原因に合った補修を行うことが大切です。

外壁の補修方法は、ひび割れの大きさやコンクリートの浮き、鉄筋のさびの状態によって異なります。表面を塗装するだけでは、内部の劣化を十分に改善できない場合があります。

外壁のコンクリート剥がれを放置する3つのリスク

外壁のコンクリート剥がれを放置するリスクは、主に3つあります。

① コンクリート片が落下する危険性

外壁のコンクリートが浮いた状態で劣化が進むと、重力や振動、風雨などの影響によって剥がれ落ちる可能性があります。マンションの外壁からコンクリート片が落下すると、敷地内を歩く居住者や通行人にけがを負わせるおそれがあります。建物の出入口や通路、駐車場の上部などに劣化が見られる場合は、特に注意が必要です。コンクリートの浮きや剥落が疑われる場合は、専門業者に相談し、必要な安全対策を講じましょう。

② 鉄筋の腐食が進み、建物の耐久性が低下する

コンクリートが剥がれると、内部の鉄筋が空気や水分に直接触れやすくなります。鉄筋の腐食が進むと、鉄筋の断面が減少し、コンクリートとの付着力にも影響が出る可能性があります。劣化が広がれば、補修が必要な範囲も大きくなる場合があります。外壁の耐久性を保つためには、コンクリートが剥がれた部分だけでなく、鉄筋の腐食原因も確認することが重要です。

③ 補修範囲が広がり、修繕費用が増える

小さなひび割れや初期の劣化を早期に発見できれば、比較的限られた範囲の補修で対応できる場合があります。しかし、劣化を放置すると、周囲のコンクリートまで浮いたり、鉄筋の腐食が広がったりする可能性があります。補修範囲が広がると、下地補修や防水処理、塗装などの工事費用が増える場合があります。大規模修繕の前に建物診断を実施し、劣化の程度を把握することが、修繕費用を計画的に管理するうえで役立ちます。

外壁のコンクリート剥がれや爆裂の補修方法

外壁のコンクリート剥がれや爆裂の補修では、劣化した部分を取り除き、必要に応じて鉄筋のさびを除去したうえで、補修材を使って修復します。劣化の原因や範囲に合わせた工法を選ぶことが重要です。

① 劣化したコンクリートの除去

最初に、浮いている部分や剥がれかけている部分など、劣化したコンクリートを取り除きます。表面に見えている部分だけでなく、周囲の浮きや内部の劣化も確認しながら作業します。劣化部分を十分に取り除かないと、補修後に再び剥がれが発生する可能性があります。高所の外壁では、落下物による事故を防ぐための安全対策も欠かせません。

② 鉄筋のさび落としと防錆処理

鉄筋が露出している場合は、鉄筋のさびを除去し、必要に応じて防錆処理を行います。鉄筋の腐食が進んで断面が大きく減少している場合は、補強や交換などの対応を検討することがあります。鉄筋の状態を確認せずにコンクリートだけを埋め戻すと、内部の腐食が進んで再び劣化するおそれがあります。補修時には、鉄筋の状態と腐食の原因を確認することが大切です。

③ 断面修復と仕上げ

鉄筋の処理が終わったら、補修用のモルタルなどを使って欠損部分を埋め戻します。補修材は、既存のコンクリートや施工条件に合ったものを選びます。補修後は、必要に応じて表面の塗装や防水処理を行い、雨水が浸入しにくい状態に整えます。外壁の仕上げだけでなく、ひび割れやシーリング材など、雨水の浸入につながる部分も確認することが重要です。

外壁のコンクリート剥がれを防ぐために建物診断が必要な理由

外壁のコンクリート剥がれや爆裂を防ぐためには、定期的な建物診断によって劣化を早期に発見することが重要です。目視だけでは確認できない浮きや内部の腐食があるため、建物の状態に応じた調査方法を選ぶ必要があります。

建物診断では、外壁のひび割れや塗装の剥がれ、鉄筋の露出、さび汁などを確認します。必要に応じて打診調査や赤外線調査などを組み合わせ、劣化の範囲や補修の必要性を判断します。

築20年以上のアパート・マンションでは、外壁だけでなく、屋上やバルコニーの防水層、シーリング材、鉄部なども劣化している可能性があります。外壁の調査と合わせて建物全体の状態を確認すると、大規模修繕の計画を立てやすくなります。

また、建物診断の報告書には、劣化箇所の写真や位置、症状、補修の必要性などを記録してもらいましょう。調査結果を見積もりや修繕計画に反映させると、必要な工事の範囲を把握しやすくなります。

外壁のコンクリート剥がれを発見した場合は、自己判断で補修を済ませず、専門業者に状態を確認してもらうことをおすすめします。特に、コンクリート片が落下するおそれがある場合は、周囲への立ち入りを制限するなど、安全確保を優先してください。

まとめ

外壁のコンクリートが剥がれる原因には、鉄筋のさび、雨水の浸入、コンクリートの中性化、施工時の不具合などがあります。特に、鉄筋のさびによってコンクリートが押し出される爆裂は、外壁の落下や建物の耐久性低下につながるおそれがあるため、注意が必要です。

外壁のひび割れや膨らみ、さび汁、鉄筋の露出などを発見した場合は、劣化が進行している可能性があります。劣化した部分を取り除き、鉄筋の防錆処理や断面修復などを行うことで、状態に応じた補修を進められます。

また、築20年以上のアパート・マンションでは、定期的な建物診断によって外壁や防水部分の劣化を確認し、大規模修繕の計画に反映させることが大切です。早期に劣化を発見することは、建物の安全性を保ち、修繕費用を計画的に管理することにもつながります。

リペアウィズでは、藤沢市のアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事について、お客様の建物の状態やご要望に合わせたプランをご提案しています。外壁のコンクリート剥がれや爆裂、ひび割れなどが気になる方は、お気軽にご相談ください。

藤沢市でアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!

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ブログ監修

代表取締役

柏木 雅人MASATO KASHIWAGI

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