外壁打診調査の方法やメリット・デメリットについて解析!
前回は外壁打診調査の対象となる条件についてお伝えさせていただきました。
今回は外壁打診調査の方法についてお話をさせていただきます。
外壁打診調査の方法
全面打診調査
打診調査の方法には、打診棒(パールハンマー/テストハンマー)と呼ばれる専用の道具を使い、外壁を叩き調査を行います。
打診棒とは写真のように、先端に鉄球が付いた金属製の棒で、伸縮が調整できるようになっています。
こちらの打診棒を使い、外壁面を滑らせたり叩いたりし、外壁の「浮きや剥がれ」を確認していきます。
剥がれや浮きがある箇所は叩いた時の反響音が違うことで確認ができます。
浮いていない箇所は「コツコツ」と小さな音がしますが、浮いている箇所は、「ポコポコ」と乾燥したような音がします。
(壁材によって音色は異なります。)これを打音調査といいます。
全面を対象としますので高所作業には、足場、高所作業車、ゴンドラなどをして使用して行います。
メリット
・点検調査が確実に行える。
デメリット
・工期が長い
・高所作業になるので料金が高い
(最近では仮設足場を使わず屋上からロープを垂らし打診調査を行うこともあるので料金が抑えられることもあります。)
赤外線調査
近年注目されているのが、ドローンや高所カメラに赤外線を搭載した赤外線調査。
得にドローンは様々な用途があります。
赤外線カメラを使用し、外壁面を撮影し解析カメラのサーモグラフィによって「浮きや剥がれ」が確認することが出来ます。
メリット
・料金を安く抑えることができる
・工期短縮
・安全性が高い
デメリット
・都内など建物が密集している場所では調査自体が行いない場合もある。
・どのように写真に写るかは、環境や時間帯、解析ツールなどによって左右されることもある。
どちらで調査するのかは管理者の方次第です。
二つの調査の特徴を理解した上で、どちらの調査方法を選択するのか検討してみてください。
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