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外壁塗装の塗膜が膨れる原因とは?施工不良・水分・下地劣化の違いを徹底解説

2026.08.22 (Sat) 更新

こんにちは!リペアウィズです!!

外壁塗装をした後に、外壁の表面が「膨れている」「浮いている」「一部だけ盛り上がっている」という症状を見つけた大家さんはいませんか?

外壁塗装の塗膜が膨れる症状は、単純に塗料の問題だけで発生するとは限りません。施工時の下地処理や乾燥状態に問題があった場合もあれば、外壁内部の水分や既存下地の劣化が原因になる場合もあります。

塗膜の膨れを放置すると、塗膜の剥がれやひび割れにつながり、外壁の防水性能が低下する可能性があります。

この記事では、外壁塗装の塗膜が膨れる原因を「施工不良」「水分」「下地劣化」の3つに分けて解説します。塗膜の膨れが発生した場合の確認方法や補修方法、再発を防ぐためのポイントも紹介します。

外壁塗装の劣化について詳しく知りたい方や、築年数が経過したアパート・マンションを所有している方に役立つ内容です。特に、アパート・マンションの経営でお困りの大家さんに読んでいただきたいです。

外壁塗装の塗膜が膨れる原因は3つに分けて考える

外壁塗装の塗膜が膨れる原因は、施工不良、水分、下地劣化の3つに大きく分けられます。塗膜の膨れを適切に補修するためには、表面だけを確認するのではなく、塗膜の内側や外壁下地の状態まで確認することが重要です。

外壁塗装の施工不良による塗膜の膨れ

外壁塗装の施工不良は、塗膜が膨れる原因の一つです。施工前の下地処理が不十分だった場合、塗料が外壁へ十分に密着しない可能性があります。

外壁に付着した汚れ、古い塗膜、チョーキング粉などを十分に除去しないまま塗装すると、新しい塗料と下地の密着性が低下する場合があります。

高圧洗浄後の乾燥が不十分な状態で塗装することも、塗膜の膨れにつながる可能性があります。外壁に残った水分が塗膜の内側に閉じ込められると、時間の経過によって塗膜が押し上げられる場合があります。

塗料メーカーが指定している乾燥時間や塗装条件を守らない場合も、塗膜の性能に影響します。気温や湿度が適切ではない状態で塗装すると、塗膜の乾燥や硬化が正常に進まない場合があります。

外壁内部の水分による塗膜の膨れ

外壁内部の水分も、塗膜が膨れる大きな原因です。外壁内部へ雨水が侵入すると、外壁材と塗膜の間に水分がたまる場合があります。

特に、外壁のひび割れ、シーリングの劣化、サッシまわりの隙間などがある建物では、雨水が内部へ侵入する可能性があります。

塗膜の内側に水分がたまった状態で気温が上昇すると、水分が蒸発して水蒸気になります。水蒸気によって塗膜の内側から圧力がかかると、塗膜が膨れて見える場合があります。

実際の建物調査でも、外壁の一部分だけが膨れているケースがあります。塗膜の膨れた部分だけを削って再塗装しても、外壁内部への水分侵入が続いている場合には、再び塗膜が膨れる可能性があります。

外壁下地の劣化による塗膜の膨れ

外壁下地の劣化も、塗膜が膨れる原因になります。特に築年数が経過したアパートやマンションでは、塗膜だけではなく下地そのものの劣化を確認する必要があります。

モルタル外壁では、ひび割れや浮き、欠損などが発生する場合があります。コンクリート外壁では、ひび割れから雨水が入り、内部の鉄筋が腐食するケースもあります。

鉄筋が腐食すると、鉄筋の膨張によって周囲のコンクリートを押し出す場合があります。コンクリートの浮きや剥落が発生している場合には、塗膜の膨れだけを補修しても根本的な解決にはなりません。

塗膜の膨れを発見した場合には、外壁下地にひび割れや浮きなどが発生していないか確認することが重要です。

外壁塗装の塗膜が膨れる原因を見分ける方法

外壁塗装の塗膜が膨れている場合、見た目だけで原因を判断することは難しいです。施工時期や膨れの発生場所、膨れ方、周辺の劣化状態などを確認すると、原因を推測しやすくなります。

外壁塗装直後に膨れた場合は施工条件を確認する

外壁塗装をしてから短期間で塗膜が膨れた場合には、施工条件を確認することが重要です。

下地処理が十分だったか、高圧洗浄後に外壁を十分に乾燥させたか、塗料の乾燥時間が守られていたかなどを確認します。

塗装から数日から数週間程度で広い範囲に膨れが発生した場合には、施工環境や塗装方法に問題がなかったかを確認する必要があります。

ただし、施工直後に発生したからといって、必ず施工不良とは限りません。外壁内部に以前から水分がたまっていた場合にも、塗装後に症状が現れるケースがあります。

雨が降った後に膨れが目立つ場合は水分を確認する

雨が降った後に外壁の膨れが目立つ場合には、水分の影響を疑う必要があります。

外壁のひび割れやシーリングの劣化部分から雨水が侵入している場合、塗膜の内側に水分がたまる可能性があります。

雨漏りが発生していない場合でも、外壁内部へ少量の水分が侵入しているケースがあります。そのため、室内に雨漏りがないからといって、外壁内部に問題がないとは限りません。

築年数が経過した建物は下地劣化を確認する

築20年以上のアパートやマンションでは、塗膜だけではなく外壁下地の劣化を確認することが重要です。

外壁のひび割れ、欠損、浮き、爆裂などが発生している場合には、下地補修が必要になる可能性があります。

特にRC造やモルタル外壁では、表面の塗膜を確認するだけでは分からない劣化が隠れている場合があります。

建物診断では、目視調査や打診調査などを組み合わせて外壁の状態を確認します。必要に応じて詳細な調査を行い、塗膜の膨れが発生した原因を確認することが大切です。

外壁塗装の塗膜が膨れた場合の補修方法

外壁塗装の塗膜が膨れた場合、膨れている部分をそのまま上から塗装するだけでは十分な補修にならない場合があります。原因を確認してから、適切な補修方法を選択することが重要です。

膨れた塗膜を除去して下地を確認する

まず、膨れている塗膜を除去し、内部の状態を確認します。塗膜を除去すると、下地のひび割れや浮き、湿気などが確認できる場合があります。

下地に問題がない場合には、適切な下地処理を行ったうえで再塗装します。下地に劣化が確認された場合には、下地補修を先に行う必要があります。

水分が原因なら侵入経路を補修する

水分が原因で塗膜が膨れている場合には、塗膜だけを補修してはいけません。雨水がどこから侵入しているのかを確認し、侵入経路を補修する必要があります。

外壁のひび割れには、ひび割れの状態に応じた補修を行います。シーリングが劣化している場合には、シーリングの打ち替えや打ち増しなどを検討します。

屋上やバルコニーの防水層が劣化している場合には、防水工事が必要になるケースもあります。

下地劣化が原因なら下地補修を行う

下地の劣化が原因の場合には、塗装工事だけで対応することはできません。劣化した下地を適切に補修してから塗装する必要があります。

例えば、モルタルの浮きや欠損が確認された場合には、劣化部分を撤去して補修します。コンクリートの爆裂が確認された場合には、鉄筋の状態を確認したうえで適切な補修を行います。

下地補修を省略すると、塗装後に再び劣化症状が現れる可能性があります。塗膜の膨れを長期的に防ぐためには、外壁下地の状態に合わせた施工が必要です。

外壁塗装の塗膜の膨れを防ぐために重要なポイント

外壁塗装の塗膜膨れを防ぐには、塗装工事だけではなく施工前の調査と下地処理が重要です。特にアパートやマンションでは、建物全体の劣化状況を確認してから修繕計画を立てる必要があります。

外壁塗装前に建物診断を行う

建物診断を行うことで、外壁のひび割れや浮き、塗膜の劣化などを事前に確認できます。

建物診断では、外壁の状態だけでなく、防水やシーリング、鉄部なども確認します。複数の劣化症状を確認することで、建物に必要な修繕内容を整理できます。

築20年を超えたアパートやマンションでは、塗装だけを目的にするのではなく、大規模修繕全体の視点から建物を確認することが重要です。

外壁塗装前の下地処理を適切に行う

外壁塗装の品質を左右する重要な工程が下地処理です。

高圧洗浄によって汚れやチョーキングを除去し、必要に応じてひび割れや欠損などを補修します。シーリングが劣化している場合には、シーリング工事も行います。

下地の状態に合わせた処理を行うことで、塗料の密着性を高めることにつながります。

外壁塗装の施工条件を守る

塗料には、メーカーが指定する施工条件があります。

気温、湿度、乾燥時間、塗布量などを確認し、適切な条件で施工することが重要です。

施工条件を守らずに塗装すると、塗膜の乾燥不良や密着不良などが発生し、塗膜膨れや剥がれにつながる可能性があります。

まとめ

外壁塗装の塗膜が膨れる原因には、施工不良、水分、下地劣化などがあります。

施工不良では、下地処理不足や乾燥不足、施工条件の不適切さなどが原因になる可能性があります。

水分が原因の場合には、外壁のひび割れやシーリングの劣化などから雨水が侵入している可能性があります。

築年数が経過したアパートやマンションでは、塗膜だけではなく外壁下地のひび割れ、浮き、欠損、爆裂などが原因になっている場合もあります。

塗膜の膨れを見つけた場合には、膨れている部分だけを塗り直すのではなく、膨れが発生した原因を調査することが重要です。

外壁塗装を長持ちさせるためには、建物診断、適切な下地補修、正しい施工条件による塗装が重要です。

特に築20年以上のアパート・マンションでは、外壁塗装だけではなく、防水工事やシーリング工事などを含めた大規模修繕の視点から建物の状態を確認することをおすすめします。

藤沢市でアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!

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ブログ監修

代表取締役

柏木 雅人MASATO KASHIWAGI

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