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マンションの雨樋が壊れる原因とは?劣化症状と修理・交換の目安

2026.09.25 (Fri) 更新

こんにちは!リペアウィズです!!

マンションやアパートを所有していると、「雨樋から水があふれている」「雨樋が曲がっている」「雨樋の継ぎ目から水が漏れている」といった症状が気になることがあります。雨樋は普段あまり目立たない設備ですが、屋根やバルコニーに降った雨水を適切に排水するために重要な役割があります。

マンションの雨樋が壊れる原因には、経年劣化だけではなく、落ち葉や土砂の詰まり、強風や台風による衝撃、紫外線、金具のサビ、雨樋のゆがみなどがあります。雨樋の不具合を放置すると、雨水が外壁や基礎周辺に集中して流れ、建物の劣化を早める可能性があります。

この記事では、マンションの雨樋が壊れる主な原因、見逃しやすい劣化症状、修理と交換の判断基準、雨樋を長持ちさせるための点検方法について詳しく解説します。この記事を読むことで、雨樋の異常を見つけたときに、清掃で対応できるのか、部分修理が必要なのか、雨樋全体の交換を検討するべきなのか判断しやすくなります。

築20年を超えたアパート・マンションを所有している大家さんや、建物の大規模修繕を検討している大家さんには、特に読んでいただきたい内容です。

マンションの雨樋が壊れる主な原因とは?劣化を進める4つの要因

マンションの雨樋が壊れる原因は、一つだけとは限りません。雨樋は屋外に設置されているため、紫外線、雨、風、温度変化などの影響を長期間受けています。さらに、落ち葉や土砂が詰まると雨水が正常に流れなくなり、雨樋に負担がかかります。マンションでは雨樋の高さがあるため、異常に気付きにくい点にも注意が必要です。

マンションの雨樋が壊れる原因① 経年劣化

マンションの雨樋が壊れる代表的な原因が経年劣化です。雨樋は長期間にわたって紫外線や雨風にさらされるため、素材の劣化が少しずつ進みます。

特に樹脂製の雨樋では、紫外線によって表面が劣化し、色あせや硬化が発生する場合があります。劣化が進むと雨樋にひび割れが発生し、強い風や雨の負荷によって破損する場合があります。樹脂製雨樋の寿命は一般的に15~20年程度とされる例がありますが、実際の交換時期は設置環境や劣化状態によって変わります。

築20年以上のマンションでは、雨樋だけを単独で確認するのではなく、外壁塗装、防水、鉄部、シーリングなどと一緒に建物診断を行うと、修繕時期を判断しやすくなります。

マンションの雨樋が壊れる原因② 落ち葉・土砂・ゴミの詰まり

雨樋の詰まりも、マンションの雨樋が壊れる原因の一つです。雨樋には屋根から流れてきた雨水だけでなく、落ち葉、砂、泥、コケなどが入り込むことがあります。

ゴミが雨樋や集水器にたまると、雨水がスムーズに流れなくなります。排水できない雨水が雨樋にたまることで、雨樋に余計な重さがかかります。雨水があふれると、外壁を伝って流れたり、建物の基礎周辺に集中して落ちたりする場合があります。

近くに樹木が多いマンションでは、落ち葉による詰まりが発生しやすくなります。雨樋の清掃だけで改善できるケースもあるため、雨樋があふれているからといって、すぐに全体交換を決める必要はありません。

マンションの雨樋が壊れる原因③ 強風・台風・飛来物による破損

強風や台風による衝撃も、マンションの雨樋が壊れる原因になります。強い風によって飛んできた物が雨樋に当たると、雨樋にひび割れや変形が発生する場合があります。

強風によって雨樋を固定している金具が外れるケースもあります。雨樋が一部外れた状態になると、雨水が正常な排水経路から外れてしまいます。雨樋が大きく変形している場合には、部分修理だけでは対応できず、部材交換が必要になる場合があります。

台風や強風の後には、地上から確認できる範囲で雨樋の外れ、たわみ、破損、金具の異常を確認することが大切です。高所の雨樋を確認するために、屋根や外壁へ無理に上ることは避けてください。

マンションの雨樋が壊れる原因④ 金具のサビ・劣化

雨樋そのものに大きな破損がなくても、雨樋を固定している金具が劣化すると雨樋が正常な状態を保てなくなる場合があります。金具がサビたり折れたりすると、雨樋が下がったり、傾いたりすることがあります。

雨樋には雨水を流すための勾配が必要です。金具の劣化によって雨樋がたわむと、雨水が一部にたまりやすくなります。雨水が一か所にたまる状態が続くと、雨樋への負担が増えて、さらなる破損につながる可能性があります。

マンションの雨樋に見られる劣化症状とは?修理前に確認したいポイント

マンションの雨樋は、劣化症状を早い段階で確認することで、大きな破損を防ぎやすくなります。特に雨の日は、雨水の流れや水のあふれ方を確認しやすいタイミングです。以下の症状が見られる場合には、専門業者による点検を検討してください。

マンションの雨樋の劣化症状① 雨樋から雨水があふれる

雨樋から雨水があふれる場合、雨樋の詰まりだけでなく、雨樋の勾配不良、集水器の詰まり、縦樋の詰まり、雨樋の変形などが考えられます。雨樋から水があふれているからといって、原因が必ずしもゴミ詰まりとは限りません。

例えば、雨樋の一部が下がっている場合には、雨水が低い場所にたまってあふれることがあります。継ぎ目が外れている場合には、雨樋の途中から水が漏れることがあります。原因を確認せずに清掃だけを行っても、再び同じ症状が発生する可能性があります。

マンションの雨樋の劣化症状② ひび割れ・割れ・変形

雨樋にひび割れや割れが見られる場合には、部分修理または部材交換が必要になる可能性があります。小さなひび割れでも、雨水が流れるたびに水が漏れるため、放置しないことが大切です。

雨樋が大きく変形している場合には、単純な補修では本来の排水機能を回復できない可能性があります。特に長い範囲で変形している場合には、雨樋全体の交換を検討する必要があります。

マンションの雨樋の劣化症状③ 雨樋のたるみ・金具の外れ

雨樋のたるみは、雨水を正常に流せなくなる代表的な症状です。雨樋を固定している金具がサビたり、外れたりすると、雨樋の位置が変わる場合があります。

雨樋のたるみを見つけた場合には、雨樋だけを見るのではなく、固定金具や周辺の外壁も確認することが重要です。金具の交換だけで改善できる場合もあれば、雨樋本体の劣化が進んでいて全体交換が必要になる場合もあります。

マンションの雨樋は修理と交換のどちら?判断する目安

マンションの雨樋に不具合が見つかった場合、すぐに全体交換をする必要があるとは限りません。雨樋の劣化範囲、破損の大きさ、固定金具の状態、詰まりの有無、設置からの経過年数などを確認して判断します。

マンションの雨樋を部分修理できるケース

雨樋の一部だけに軽微な不具合が発生している場合には、部分修理で対応できる可能性があります。例えば、継ぎ目からの水漏れ、金具の一部破損、小さなひび割れなどが代表的なケースです。

雨樋の詰まりが原因で水があふれている場合には、清掃によって改善できる場合もあります。雨樋全体の劣化が進んでいない場合には、必要な部分だけを修理することで費用を抑えられる可能性があります。

ただし、部分修理を行っても周辺部材の劣化が進んでいる場合には、短期間で別の場所に不具合が発生する可能性があります。修理範囲は、現在の破損だけではなく雨樋全体の状態を確認して決めることが大切です。

マンションの雨樋を交換したほうがよいケース

雨樋全体の劣化が進んでいる場合には、部分修理より交換を検討したほうがよい場合があります。ひび割れや変形が広い範囲にある場合や、複数箇所から水漏れが発生している場合には、雨樋本体の劣化が進んでいる可能性があります。

設置から長期間が経過している雨樋では、一部分を修理しても別の部分で破損が発生する可能性があります。特に築20年以上のマンションでは、大規模修繕のタイミングに合わせて雨樋の状態を確認すると、足場を有効活用できる場合があります。

雨樋交換の費用は、建物の大きさ、雨樋の長さ、使用する部材、高所作業の有無、足場の必要性などによって大きく変わります。戸建て向けの一般的な費用情報では、全体交換が15万円~70万円程度とされる例もありますが、マンションでは規模が大きくなるため、個別の現地調査が必要です。

マンションの雨樋修理を大規模修繕と一緒に行うメリット

マンションの雨樋修理は、大規模修繕と同時に検討する方法があります。大規模修繕では外壁塗装や防水工事など、高所で行う工事が多くあります。雨樋の修理や交換にも高所作業が必要になる場合があるため、工事時期を合わせることで足場を活用しやすくなります。

例えば、外壁塗装のために足場を設置するマンションで雨樋の劣化が見つかった場合には、雨樋の点検や修理を同時に計画できます。雨樋だけを後から修理する場合と比べて、工事全体の計画を立てやすくなる可能性があります。

大規模修繕では、外壁、屋上防水、バルコニー、鉄部、シーリングなど複数の部位をまとめて確認します。雨樋も建物の排水設備の一部として確認することで、修繕の見落としを防ぎやすくなります。

マンションの雨樋を放置するとどうなる?建物への影響

マンションの雨樋の不具合を放置すると、雨水が本来の排水経路から外れてしまいます。雨水が外壁や基礎周辺に繰り返し流れることで、外壁の汚れや周辺部材の劣化につながる可能性があります。

雨樋から水があふれている場合には、雨樋だけを確認するのではなく、雨水が流れ落ちている外壁や周辺の状態も確認する必要があります。外壁のひび割れやシーリングの劣化がある場合には、雨水が建物内部へ入り込む原因になることもあります。

マンションの雨漏りには、屋上防水、外壁、目地、排水設備など複数の原因が考えられます。雨樋の水漏れだけを見て雨漏りの原因を決めつけず、建物全体の状態を確認することが重要です。

まとめ|マンションの雨樋は劣化症状を早めに確認しましょう

マンションの雨樋が壊れる原因には、経年劣化、紫外線、落ち葉や土砂の詰まり、強風や台風による衝撃、雨樋を固定する金具のサビや劣化などがあります。

雨樋から雨水があふれる、雨樋にひび割れがある、雨樋がたるんでいる、継ぎ目から水が漏れている、金具が外れているといった症状がある場合には、早めの点検がおすすめです。

雨樋の不具合は、清掃だけで改善できるケース、部分修理で対応できるケース、雨樋全体の交換が必要なケースがあります。雨樋の状態を確認せずに交換を決めるのではなく、雨樋本体、集水器、縦樋、固定金具、周辺の外壁などをまとめて確認することが大切です。

築20年を超えたアパート・マンションでは、大規模修繕や建物診断のタイミングで雨樋の状態も確認すると、将来的な修繕計画を立てやすくなります。

藤沢市でアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!

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ブログ監修

代表取締役

柏木 雅人MASATO KASHIWAGI

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