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マンション大規模修繕の工事期間の目安は?
こんにちは!アパート・マンション修繕専門店リペアウィズです。築20年を超えた賃貸アパート・マンションの大家さんの皆様、大規模修繕工事の期間について疑問に思っていませんか?この記事では、「マンション大規模修繕の工事期間は?」について詳しく解説していきます。工事の期間が気になる方々にはぜひ読んでいただきたい内容です。 マンション大規模修繕工事の期間は? 戸数によって変わる工事期間 20戸以下 大規模修繕工事の規模や戸数によって、工事期間は異なります。まず、20戸以下のマンションの場合、工事期間は通常1ヶ月から2ヶ月程度です。比較的小規模なため、比較的早く工事が完了しますが、それでも立ち入り禁止期間などを考慮すると、入居者への配慮が必要です。 20戸以上50戸未満 次に、20戸以上50戸未満のマンションの場合、工事期間は約2ヶ月から4ヶ月ほどかかります。規模が大きくなると、工事の準備や作業量も増えるため、より時間がかかる傾向にあります。 50戸以上 50戸以上の大規模なマンションの場合、工事期間は最低でも半年以上に及ぶことが一般的です。大規模な修繕工事には多くの作業工程があり、それぞれの工程に時間がかかるため、入居者の生活に与える影響を最小限に抑えながら、工事を進めることが求められます。 大規模修繕工事の流れ 劣化診断調査 まず、大規模修繕工事では劣化診断調査が行われます。外壁や屋根などの建物の状態を詳細に調査し、必要な修繕箇所を特定します。この調査には数週間から数ヶ月かかることがあります。 施工会社の選定 次に、修繕工事を行う施工会社を選定します。複数の会社から見積もりを取り、信頼性や実績、価格などを比較検討します。選定には時間がかかることもありますが、信頼できる会社を選ぶことが重要です。 工事内容ごとにかかる期間は? 仮設工事、足場設置にかかる期間 大規模修繕工事では、仮設工事や足場設置などの準備作業も重要です。これには数週間から1ヶ月程度の期間が必要です。建物の構造や状態によって異なりますが、安全な作業環境を整えるためには時間をかける必要があります。 下地補修、シーリング工事にかかる期間 下地補修やシーリング工事などの建物の基礎部分の修繕には、数ヶ月から半年程度の期間がかかることがあります。特に劣化が進んでいる場合は、作業量が増えるため、時間がかかる傾向にあります。 防水工事、外壁塗装工事にかかる期間 最後に、防水工事や外壁塗装工事などの外装の修繕には、数ヶ月から1年以上の期間がかかることがあります。特に大規模な修繕工事では、作業が複雑化し工期が延びることがあります。 まとめ マンション大規模修繕工事の期間は、マンションの規模や工事内容によって異なります。20戸以下の小規模なマンションでは1ヶ月から2ヶ月程度で完了することもありますが、50戸以上の大規模なマンションでは半年以上かかることもあります。大規模修繕工事では、入居者の生活への影響を最小限に抑えながら、安全かつ丁寧に工事を進めることが重要です。藤沢市でアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!リペアウィズでは、藤沢市でお客様にピッタリのプランを提案しています。藤沢市のアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事はリペアウィズお任せください!! 2024年2月16日 更新大規模修繕の歴史
こんにちは!アパートマンション専門店リペアウィズです。 オーナー様は、大規模修繕、外壁塗装、防水工事に関するお悩みや様々な疑問など、きっとありますよね。そんな方々に向けて、今回は「大規模修繕の歴史」に焦点を当て、コラムをお届けします。そもそも大規模修繕はいつからできたのか? この記事を読むことで、大規模修繕の歴史を知ることのメリットやデメリット、そして実際の修繕事例まで理解しやすくなるかなと思います。 大規模修繕の歴史を振り返る 昔から存在していた修繕の概念が、時代とともにどのように変化し、進化してきたのでしょうか。 大規模修繕は、古くから建物がの経年劣化や劣化に対処するために行われてきました。昔は建物の材料や技術が限られていたため、定期的な修繕が不可欠でした。外壁の塗り替えや屋根の修理が中心でしたが、時代が進むにつれ、より高度な修繕が求められるようになりました。 昔の修繕では対処できなかった箇所も、現代の進化した技術と手法によって補修が可能となりました。耐震補強や防水工事など、多岐にわたる修繕が一般的になり、建物の寿命を延ばすことが期待されています。 昔の修繕と現代の変化 昔の修繕では手が届かなかった箇所も、現代の技術によって効果的に補修できるようになりました。また、素材の改良やエコ志向の変化も大きなポイントです。 例えば、昔は単に補修するだけで十分だったかもしれませんが、現代ではエネルギー効率や耐久性を重視した製品が登場し、修繕の範囲も変わってきました。このように古い建物でも最新の技術や材料を活用することによって、より長寿命で快適な住環境を提供できるようになるでしょう。 実際の大規模修繕事例から学ぶ アパート・マンションの大規模修繕において、成功と失敗の事例から学びましょう。リアルなエピソードが、修繕計画の立て方や問題回避のヒントを提供します。 成功例では、計画的な進行や優れた協力会社の選定が重要です。例えば、外壁の補修や防水工事において、適切な素材や技術を駆使して建物を長寿命に保つ成功事例があります。これらのケースからは、良い結果を得るためのポイントが見て取れます。 一方で失敗例では、計画不足や適切な調査が欠けたケースが挙げられます。例えば、耐震補強を急いで行い、建物の全体像を把握せずに始めた結果、トラブルが生じたというケースもあります。こうした事例からは、注意すべきポイントや避けるべき誤りが浮き彫りになります。 大規模修繕の実例から学ぶことで、成功の鍵や失敗の回避策を掴むことができます。修繕計画を立てる際には、これらの実体験を参考にし、スムーズで効果的な作業を進めていくことが重要です。 まとめ 大規模修繕のポイントを押さえて成功に近づこう 大規模修繕の歴史を振り返り、成功例失敗例を挙げてみました。 修繕計画を成功に導くためには、これらの事例から学び、計画の立て方や協力会社の選定に慎重に取り組むことが必要です。アパート・マンションのオーナー様にとって、大規模修繕は建物の寿命を延ばし、住環境を向上させる重要な取り組みです。 アパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事をお考えの方は、ぜひこの記事を参考にしてくださいね! リペアウィズがお手伝いさせていただきます。 リペアウィズでは、マンション・アパートの診断、劣化報告、お見積りまで無料で行っております。 下記に当てはまる方や、お悩みがある方は、お気軽にお問い合わせください。 ☑建物の劣化状況が気になる方 ☑初めての大規模修繕で進め方がわからない方 ☑どこの業者がいいのかわからずお悩みの方 ☑入居率が下がっているけど、打ち手がわからない ☑他社で見積を取ったが、高いのでイマイチ踏み出せない ☑そもそも予算がなく、大規模修繕ができずに困っている方 どうぞお気軽にお問合せください。 専門のスタッフがお手伝いさせていただきます。 アパートマンション修繕専門店リペアウィズ お問合せはこちらから↓ 0120-979-219 ▼リペアウィズの施工事例公開中! マンション・アパート施工事例はこちら ▼大規模修繕の適正相場、価格でお悩みの方 価格がわかりやすい商品メニューページはこちら ▼大規模修繕について詳しく知りたいなら 藤沢市!ショールームはこちら ▼外壁塗装工事&防水工事などの修繕について少しでもお悩みの方はこちら! 無料見積り・無料診断の依頼はこちら #神奈川 #藤沢市 #平塚市 #大規模修繕 #防水工事 #雨漏り #足場 #外壁塗装 #塗装 2024年2月10日 更新大規模修繕での減価償却の知識~メリット・デメリットについて解析
マンション・アパートのオーナー様にとって、建物の大規模修繕は劣化を防ぎ、資産維持をするのに必要不可欠なものです。しかし、大規模修繕は莫大な費用が掛かります。 大規模修繕は経費として計上することによって、節税することはできます。 オーナー様にとって減価償却についての知識は、建物管理の鍵を握るものです。 今回のコラムでは、建物価値の維持と向上に不可欠な大規模修繕工事の減価償却という財務面での要素に焦点をあてていきたいと思います。 大規模修繕とは? マンションの大規模修繕は、マンションやアパートのオーナー様が、建物全体を対象に行う大規模な修繕工事のことを指します。これは、建物の構造や外装、設備などを定期的にメンテナンスし、その耐用年数を延ばすための重要なプロセスです。この大規模修繕は、建築基準法2条14号に基づいて行われることが多いです。 建築基準法2条14号は、建物が長期間にわたって安全に使用できるように、適切な保守と修繕を行うことを規定しています。具体的には、建物の耐震性や耐久性を維持し、住民の安全を確保するために大規模修繕が行われます。これには、屋根の修繕や改修、外壁の補修や塗装、エレベーターの保守や更新、公共スペースのリフォーム、配管や電気系統のアップグレードなどが含まれます。 大規模修繕は、建物の寿命を延ばし、住民や投資家の利益を保護するために不可欠です。だ修繕工事を適切に計画し、実施することで、マンションやアパートの価値を維持し、住環境を向上させることができます。 減価償却とは何か? 減価償却は、不動産や設備などの資産の価値が時間とともに減少するプロセスを指します。大規模修繕工事において、減価償却は修繕費用を複数年にわたって償却(分散)する方法です。これは、修繕にかかる費用を一度に全額計上せず、設定された期間に分けて経費として認識することを意味します。 マンション大規模修繕の減価償却方法 具体的な減価償却の計算方法は、修繕対象となる設備や部分の耐用年数に基づいて行われます。耐用年数は、その設備や部分がどれくらいの期間使用できるかを示すものです。通常、税法や会計基準に従って設定されます。 計算方法の例を示します: 修繕費用の計算: まず、大規模修繕にかかる総費用を計算します。 耐用年数の設定: 各設備や部分に対して、耐用年数を設定します。例えば、外壁の改修が15年、屋根の修繕が20年と設定されることが一般的です。 年ごとの償却費用計算: 各年の償却費用は、修繕費用を対応する耐用年数で割ることにより計算されます。例えば、100万円の修繕費用が20年の耐用年数であれば、年ごとの償却費用は100万円 ÷ 20年 = 50,000円です。この50,000円は、大規模修繕工事にかかる費用を年ごとに均等に分散して計上し、所得税の節税として活用できます。修繕プロジェクトの財務計画において、償却費用を適切に計算することが重要です。 年次の減価償却計上: 毎年、計算した年次の償却費用を会計帳簿に記入します。 節税の恩恵: 計上した償却費用は所得税の申告書に記入され、所得税の減免として利用できます。 減価償却のポイント 耐用年数は修繕の性質に応じて異なります。設備ごとに正確に設定することが重要です。 減価償却は所得税の節税に役立つため、専門家のアドバイスを受けることが重要です。 正確な減価償却スケジュールを立て、計画的に利用することで、資産価値を最大化できます。 大規模修繕工事において、減価償却は資産価値の維持と節税の手段として非常に重要です。適切な計画と実行により、修繕費用を有効に管理し、不動産資産の価値を最大化することができます。 大規模修繕と資本的支出・修繕費の違い 大規模修繕に関連すると、資本的支出と修繕費の違いを理解することが重要です。大規模修繕をおこなった場合、会計上は資本的支出もしくは修繕費として計上します。 この二つのい違いについて説明します。 資本的支出: 資本的支出は、長期間にわたり価値を提供する資産の購入、改善、または更新にかかる費用を指します。例えば、新しい屋根、エレベーターの交換、外壁の全面改修などが資本的支出に該当します。 資本的支出は、建物全体の価値を向上させるために行われ、その効果は数年または数十年にわたります。 資本的支出は通常、修繕やメンテナンスに比べて高額で、その費用は長期間にわたって償却されます。 修繕費: 修繕費は、建物や設備の日常的なメンテナンスや小規模な修繕にかかる費用を指します。例えば、故障した水道管の修理、壁の塗装、照明の交換などが修繕費に該当します。 修繕費は、建物や設備を維持し、通常の使用条件を維持するために発生する支出です。 修繕費は通常、その年の費用として計上され、即座に費用として処理されます。 大規模修繕工事は、資本的支出に該当し、建物全体の価値を向上させるために行われます。これに対して、日常的なメンテナンスや小規模な修繕は修繕費として処理され、建物の適切な運用を保つために行われます。 資本的支出なのか修繕費なのか、明確に分けることが出来ない場合、60万円未満の費用であること、または修理する資産の前期未所得価格の10%未満の費用であった場合には、修繕費となり、それ以外は資本的として計上をします。 ただし、60万円未満でも、それを行うことで明らかに建物の価値が上がるといった場合は資本的支出となる場合もありますので、注意が必要です。 大規模修繕工事で、基本的施術は減価償却としてどれくらい計上ができるのか? 大規模修繕での資本的支出の減価償却についての計上額や期間は、国や地域によって異なります。減価償却のルールは税法や会計基準に基づいて設定され、地域ごとに異なるため、一般的な数値を示すことは難しいです。以下は一般的な考慮事項です。 償却期間: 大規模修繕の資本的支出は、通常、特定の償却期間内に均等に償却されます。償却期間は、建物や資産の種類、価値、地域の税法によって異なります。償却期間は通常数年から数十年にわたることがあります。 減価償却率: 減価償却率は、資本的支出の性質によって異なり、税法に基づいて設定されます。建物や設備の種類や用途に応じて、異なる減価償却率が適用されることがあります。 法的規制: 減価償却に関する法的規制は、国や地域によって異なります。税法や会計基準が資本的支出の減価償却に関する詳細な規則を定めています。 プロのアドバイス: 大規模修繕の資本的支出に関する減価償却計算は複雑で、個別のケースに依存します。専門家の税務アドバイザーや会計士に相談し、地域の規則に基づいて正確な減価償却計算を行うことが重要です。 具体的な減価償却計算や期間については、地域の税法と会計基準に従って設定されるため、個別の状況に応じて詳細を検討する必要があります。建物や設備の性質、地域の規制、専門家のアドバイスを考慮して、正確な減価償却計算を行うことが重要です。 減価償却をするメリット・デメリット マンションの大規模修繕での減価償却には、メリットとデメリットがあります。 メリット: 財務面での節税: 大規模修繕にかかる費用を減価償却で計上することで、その費用を年々分散させ、年次の課税利益を減らすことができます。これにより、所得税負担を軽減できるメリットがあります。 修繕資金の確保: 減価償却を活用することで、将来の大規模修繕に向けた資金を蓄積しやすくなります。修繕費用を徐々に計上することで、財務面での負担を緩和できます。 建物の価値の維持: 大規模修繕工事にかかる費用を適切に計上し、修繕を実施することで、建物の価値を維持し、将来の資産価値を保護できます。 デメリット: 償却期間の長さ: 減価償却には通常、長期間にわたる償却期間が設定されます。そのため、修繕にかかる費用を長期間にわたって分散させる必要があり、すぐに費用を軽減することは難しい場合があります。 会計上の複雑さ: 減価償却は会計上の複雑さを伴います。正確な記録と計算が必要であり、専門的な知識やアドバイスが必要かもしれません。 法的規制の変化: 減価償却の法的規制は地域や国によって異なります。法律や税法の変更により、減価償却のルールが変更される可能性があるため、最新の情報に注意する必要があります。 大規模修繕での減価償却は、財務面でのメリットや修繕資金の確保に役立ちますが、償却期間の長さや会計上の複雑さに注意が必要です。法的規制の変化にも対応する必要があります。建物所有者や管理者は、具体的な状況と地域の規制に基づいて、減価償却の利用を検討し、専門家のアドバイスを受けることが重要です。 最後に… 大規模修繕は、マンションやアパートの所有者や管理者にとって欠かせないプロセスです。 大規模修繕と減価償却を適切に理解し、管理することは、建物の価値を維持し、住環境を向上させるための不可欠なステップです。マンション・アパートのオーナー様のとって、地域の規制や法律に基づいて、最適なアプローチを検討し、プロの支援を受けながら賢明な経済的な判断を下すべきです。大規模修繕と減価償却を通じて、建物の価値を守り、住民や投資家の利益を確保しましょう。 弊社では、お客様の大規模修繕プロジェクトの見積もりも承っております。どうぞお気軽にお問合せください。 専門のスタッフがお手伝いさせていただきます。 アパートマンション修繕専門店リペアウィズ お問合せはこちらから↓ 0120-979-219 2023年11月7日 更新大規模工事中も快適な暮らしを…大規模修繕工事中の配慮ポイント!
こんにちは、マンション・アパート修繕専門店の谷川です。 マンションやアパートのオーナー様、不動産をお持ちの方々にとって、大規模修繕工事は不可欠なプロセスですが、大規模修繕中は住居者様にとっては大きなストレスの要因となりうることもあります。 今回のコラムでは、工事期間中に住居者様がなるべくストレスなく生活を送るためのアドバイスと、配慮すべきポイントについてお話しいたします。 事前アンケートを実施する 大規模修繕の計画を立てる際に、事前に住居者様にアンケートを取ることも重要です。住んでいる住居者様の家族構成や生活スタイルは異なります。 その建物で生活をしている住居者様にしか分からない生活や建物への不満、不便なこと、ストレスに感じていること、配慮してもらいたいことなど… ご住居者様は様々なので、してほしい要望も皆様やはり異なります。事前に住居者様の声を聞いておくことによって、工事期間中のストレスを最小限に抑える工夫や、より良い対策を講じることができます。 住居者様への事前連絡 まず工事が決まりましたら、工事のスケジュールをしっかりと把握します。 そして工事開始前に住居者様への事前連絡や案内、説明会の実施などを行いましょう。工事のスケジュール、予想される騒音・振動、バルコニーの使用状況、洗濯物状況、共有スペースの利用、駐輪場や駐輪場の使用、バルコニーの植栽や私物の荷物など…詳細に説明し、住居者様の理解を得ましょう。 騒音や振動に備える 大規模修繕工事では、騒音や振動が避けられません。 『この作業では、〇日期間・〇時~〇時まで騒音が発生します・振動が発生します』など事前に案内をしておくことが重要です。 工事にあたっては、業者さんとの打ち合わせ時に、騒音や振動に対してどのような対策ができるのかまど相談もしましょう。(静音工具の使用、騒音制御壁の使用など) また場合によっては貸出物などの準備をしておくと良いでしょう。イヤープラグやノイズキャンセリングヘッドフォンの貸出なども行い、快適な環境を保つ努力するといいでしょう。 プライバシーの確保 大規模修繕工事中、バルコニーやベランダ内に作業員が立ち入る作業もあるかと思います。 住居者様のプライバシーを守るために窓からの覗き見を防ぐ対策は重要です。 プライバシースクリーンの設置: プライバシースクリーンや目隠しフィルムを窓ガラスに貼ることで、外部からの視線を遮ります。これにより、住居者様のプライバシーが確保されます。フィルムは透明ながら外から内を見にくくするものが多く、視界を確保しながらプライバシーを守ります。 窓のブラインドやカーテンの使用: 住居者様に窓のブラインドやカーテンを閉めるようにアドバイスしましょう。これにより、外部からの視線が遮られ、プライバシーが守られます。 フェンスやカバーの設置: 外部からの視線を遮るために、工事現場周辺にフェンスやカバーを設置することができます。これにより、住居者様のプライバシーが確保され、視界が制限されます。 また作業側としては、作業エリアや作業時間を限定することで、プライバシー保護に繋がります。 共有スペースの適切な管理 共有スペースは住居者様のリフレッシュの場所です。工事期間中は、これらのスペースが使用できる場合は清潔に保ち、住居者様が利用しやすい環境を提供しましょう。また、必要に応じて利用時間帯を調整するなどの配慮も大切です。 防犯対策 大規模修繕工事中における防犯対策は、住居者様の安全と財産を守るために非常に重要です。 敷地内に普段はいない大勢の作業員がいることに不安な想いをする住居者様も多いです。工事現場での防犯対策についていくつかのポイントをお伝えします。 アクセス制限: 外部からの不正な侵入を防ぐために、フェンスやゲートを設置し、工事エリアに立ち入ることができるのは必要な作業員と関係者のみとしましょう。 警備員の配置: 工事現場に警備員を配置し、常に監視を行います。警備員は不正侵入を防ぐだけでなく、作業員や住居者様の安全も確保します。 照明の確保: 工事現場周辺の適切な照明を提供しましょう。明るい環境は不正侵入者を妨げ、住居者様が安全に移動できる環境を提供します。 セキュリティカメラの設置: 工事現場周辺にセキュリティカメラを設置し、録画・監視を行います。不正行為が発生した場合、証拠を保持できます。 作業員の周知: 担当の作業員かどうかが一目で分かるように作業員に腕章をしてもらったり、ゼッケンを着て作業するなどを徹底すると住居者様も安心して過ごすことができるかと思います。 定期的な情報提供 大規模修繕は必ずしも工程通り進むとは限りません。悪天候などによって遅延する作業や変更する作業があります。 工事の進捗状況やスケジュールの変更がある場合、住居者様に対して定期的に情報提供を行いましょう。透明性と信頼は、住居者様との円滑な関係を築く鍵です。 コミュニケーションを大切にする 工事期間中、管理会社や工事担当者とのコミュニケーションを密に保ちましょう。工事の進捗状況や予定変更などについて常に把握しておくことで、不明点や懸念事項があれば早めに解決できます。また、工事関係者との協力とコミュニケーションは、工事全体の円滑な進行にも寄与します。 また実際に工事現場に立ち寄り、住居者様が何かお困りでないかなどコミュニケーションを取ることはとても重要です。 最後に… 大規模修繕工事は建物の長寿命化や価値向上に不可欠ですが、住居者様の快適な生活を妨げないよう、双方の協力が求められます。適切なコミュニケーションと配慮を持ちながら、工事期間を乗り越え、より快適な住環境を実現しましょう。皆様の建物がより良い状態で永く続くことを願っています。 弊社では、お客様の大規模修繕プロジェクトの見積もりも承っております。どうぞお気軽にお問合せください。 専門のスタッフがお手伝いさせていただきます。 アパートマンション修繕専門店リペアウィズ お問合せはこちらから↓ 0120-979-219 2023年10月7日 更新大規模修繕のプロセス!見積もりの際に考えるべきポイントとは?
大規模修繕の見積もりを取る際のポイントと注意事項 こんにちは、マンション・アパート修繕専門店の谷川です。 大規模修繕は建物の寿命と価値維持に欠かせない作業ですが、適切な見積もりを得ることが成功への重要な第一歩です。 大規模修繕は最も大きな金額が掛かる工事です。管理組合としても適正な価格で発注をしなければなりません。 特に、マンション・アパートのオーナー様や管理会社様にとって、見積もりの段階での注意が極めて重要です。 大規規模修繕の見積もりを管理会社に任せっきりにしているオーナー様も多いと思いますが、それは止めておいた方が賢明です! なぜなら管理会社は施工会社と繋がっていて、施工会社に有利な金額を提示してくるケースは多いです… 自ら複数の業者の相見積もりを取得し、比較検討することが鍵です。 今回は見積もりを取る際のポイントとそれに付随する注意事項などを詳しく解説します。 ① 大規模修繕の業者選びのポイント まずはどこで見積もりを依頼するかですが、大規模修繕の見積もりを依頼する業者には大きく分けて、 「管理会社」・「総合建設業者(ゼネコン)」・「大規模修繕の専門」の3つに分類されます。 この3つのタイプのメリット・デメリットについてみていきましょう。 管理会社 管理会社さんには普段からお世話になっているので頼みやすく、やり取りや相談がしやすかと思います。 実際、管理会社さんに任せっきりにしているオーナー様もとても多いです。しかし、管理会社は修繕専門店ではありませんので、施工管理能力が低かったり、知識が少ないことから無断な工事の提案をされるケースがあります。また施工管理会社と繋がっているので施工会社に有利な金額の提示したり、中間マージンの発生などがあります。 総合建設業 ゼネコン・総合建設業と聞くと、安心感はあるかと思います。総合建設業なので、工事全体のとりまとめを行い組織力があります。ただ実際の工事は下請け業者さんが行っている場合も多いので、どんな下請け業者さんかによって施工の質に違いが出るのが不安な点です。 大規模修繕の専門店 おすすめなのが、大規模修繕の専門店です。大規模修繕を専門に行っているので専門知識や施工経験が豊富で、専門店ならではのキメ細かい対応ができます。 また工事金額も抑えやすい点がメリットです。ただ、業者によって管理能力が心配な点もあるので業者選びは慎重に行っていきましょう。 ②相見積もりを取る際の注意点・重要性 大規模修繕プロジェクトの見積もりを取る際、複数の建築業者からの提案を比較することが不可欠です。それぞれの会社から見積もりを取ることを「相見積もり」と言います。 相見積もりをすることによって、適正価格を正確に評価できるだけでなく、異なるアプローチやサービスの提供内容を理解することもできます。業者ごとの特徴や強みを比較することで、最適なパートナーを見つける手助けになります。 また各社の見積もりを比較検討する際には、各施工会社の同一条件で見積書を書いてもらうと、正確な判断ができます。 その為には、工事の方法や施工範囲などの仕様をあらかじめ決めておき、その上で各社に見積もりを依頼する必要があります。また、その際に共通仕様に見積書を作成し、施工会社にはそこに記載してもらうことが重要です。 同一条件で見積もりを取るには施工方法を決めたり見積書を作成したりといった作業を行うのは難しい点もあります。 そこで必要になってくるのが「設計コンサルト会社」です。 設計コンサルト会社は、施工会社と管理組合側の間に入ってもらうことで、検討しやすい共通仕様の見積書ができ、より透明性の高い施工会社選びが可能です。 このように設計コンサルトを間に入れるやり方のことを、「設計監理方式」と呼んでいます。 もちろん、設計コンサルト会社を間に入れず、まずは管理会社が勧める施工会社に見積もりをもらい、そのい見積もり書をベースに他社から見積もりをもらうことも可能です。 このように管理会社と施工会社の2社で工事を実施することを、「責任施工方式」と言います。 注意事項:近年、設計監理方式が主流になってはいますが、 設計コンサルト会社を間に入れることは、当然ながらそれなりの費用が発生します。設計コンサルト会社を入れても、大規模修繕工事トラブルが0になったわけではありません。いまだに一部の悪徳コンサル会社によるトラブルはありますので、業者選びは、充分気を付けましょう。 提示された見積もりの中で、価格だけでなく提供されるサービスや保証の内容も確認してください。安価な見積もりが、必要なサービスを十分に提供できない場合もありますので、全体像をしっかりと把握することが大切です。 ③大規模修繕の見積もりの取り方・流れ 大規模修繕の見積もりの取り方は、一般的に下記のような流れになります。 1.工事の仕様を決める 2.見積もりを依頼する業者を選ぶ 3.業者に見積もりを依頼する 4.出来上がった見積書の内容を確認する 1.工事の仕様を決める 最初に工事の仕様書を作成します。仕様書は、工事の工程や使用する材料、または必要な数量やグレードなどを記載した書類のことをいいます。 仕様書の作成は専門的な知識が必要なため、管理会社やコンサルト会社に依頼することが多いです。 仕様書の作成段階では、主に以下の項目を確認していきます。 ・修繕内容と工法 ・修繕費用の概算 ・見積要領書の作成(見積もりの提出期限や費用の支払い条件、必要書類など) 上記のポイントを確認し、仕様書を作成することで見積もりをスムーズに依頼できます。 その後、選定した複数の施工会社に見積もりを依頼し、出来上がった内容を確認し、比較・検討をしていきます。 見積もり書には、修繕の対象箇所や作業内容、使用される材料、工程スケジュールなど、詳細で明確な情報が含まれていることを確認してください。これにより、後々の誤解やトラブルを避けることができます。具体的な作業ステップや材料の品質に関する情報が欠けている場合、業者とのコミュニケーションを通じて詳細を明らかにすることが重要です。 注意事項: もし見積もりに含まれていない箇所や作業がある場合、業者にその理由を尋ね、明確な回答を得てください。不明瞭な点があると、後に追加料金が発生する可能性があるため、細心の注意が必要です。 ④隠れた費用や追加料金に注意 見積もりには、予期せぬ追加費用や隠れた費用が含まれていることがあります。工事中の予期せぬ事象や材料の変更などが発生した場合、追加料金が発生する可能性があります。契約を進める前に、業者との間でこれらのシナリオに関する話し合いを行い、追加料金に関する取り決めを明確にしましょう。 注意事項: 契約書や見積もりに、追加料金の発生条件や詳細な説明が含まれていることを確認してください。細かな文言や条項を見逃さないように心がけましょう。 ⑤業者の実績と信頼性の確認 見積もりを提供する業者の実績や信頼性を詳しく調査することは、プロジェクトの成功に向けた重要なステップです。業者の過去の修繕実績やお客様の声を確認し、専門知識と経験を有する業者を選びましょう。 注意事項: 過去の事例や顧客の満足度を知ることで、信頼性の高い業者を見つける手助けになります。 ⑥アフターサービスと保証の重要性 修繕プロジェクトが完了した後も、安心して建物を使用するためには、業者のアフターサービスと保証についての詳細な情報を得ることが重要です。修繕後に問題が発生した場合、業者が迅速かつ適切に対応してくれるかどうかが、重要なポイントとなります。 注意事項: 保証内容や保証期間、アフターサービスの提供方法に関する情報を、見積もり提供業者に確認してください。修繕後に問題が発生した場合、業者の対応スピードや品質が、建物の維持と運用に大きな影響を及ぼす可能性があります。 大規模修繕の見積もり取得は、プロジェクトの成功に向けた重要なステップです。 適正な価格と信頼性のある業者を選ぶために、上記のポイントと注意事項を念頭に置いて進めていきましょう。プロジェクトの計画段階から注意深く進めることで、長期的な価値の維持を実現することができます。 大規模修繕の見積もり取得における鍵となるポイント 大切な不動産の価値と寿命を維持するためには、大規模修繕プロジェクトが欠かせません。その際、適切な見積もりを取得することが成功の基盤となります。マンション・アパートのオーナー様や管理会社様にとって、見積もり取得時の注意が重要であることを今一度振り返りましょう。 複数の業者から見積もりを比較し、価格だけでなく提供されるサービスや保証の内容も注意深く検討すること。見積もり書には詳細で明確な情報が含まれているかどうか確認し、後々の誤解やトラブルを回避すること。追加費用や隠れた費用についても業者との確認を怠らず、不明瞭なポイントをクリアにすることが大切です。 信頼性のあるパートナーを見つけ、修繕プロジェクトが完了した後も、アフターサービスと保証に注目し、将来的な問題に備えることも重要です。 大規模修繕の見積もり取得は、プロジェクトの成否を左右する重要なステップです。十分な準備と注意深い選択を通じて、不動産の価値と資産を守り、長期にわたる満足と成功を築いていくことができます。 弊社では、お客様の大規模修繕プロジェクトの見積もりも承っております。どうぞお気軽にお問合せください。 専門のスタッフがお手伝いさせていただきます。 アパートマンション修繕専門店リペアウィズ お問合せはこちらから↓ 0120-979-219 2023年8月26日 更新大規模修繕でのクラックの放置は危険?クラック補修・タイル補修の必要性
藤沢市のマンション・アパート修繕専門店の谷川です。 マンションやアパートの大規模修繕は、建物の寿命を延ばし、入居者様の住みやすさを保つために不可欠な工事です。 その中でも特に重要なのが、建物の外壁や屋根に生じるクラック(ひび割れ)やタイルの劣化に対する対策です。 タイルは耐久性が高い外壁材ではありますが、メンテナンスフリーではありません。 この記事では、大規模修繕におけるクラックの放置がもたらす危険性と、クラック補修・タイル補修の必要性についてお話していきます。 大規模修繕において、クラック補修・タイル補修が必要な理由・放置は危険!? 建物の外観や構造は、風雨や気温の変化、地震などの外部要因によって日々影響を受けています。そのため、大規模修繕を行う際には、クラック補修やタイル補修といった作業が不可欠です。 それらの作業がなぜ必要なのか、放置するとどうなるのか、説明いたします。 クラック補修の必要性 建物の外壁や内壁に生じるクラックは、放置すると様々な問題を引き起こす可能性があります。例えば、雨水や湿気がクラックから侵入し、内部の構造材料を腐食させたり、カビの発生を促進したりすることがあります。また、地震などの自然災害が発生した際には、クラックが拡大し、建物の安定性に影響を及ぼす可能性があります。早期にクラックを補修することで、これらの問題を未然に防ぎ、建物の耐久性と安全性を保つことができます。 写真は室内や外部などにあるクラックの例です。 コンクリートの中性化や劣化で基礎の表面にひび割れが発生し、放置するとそこから錆びた鉄筋が膨張して露出した状態が「爆裂現象」です。 鉄筋がむき出しになり錆びている状態は、鉄筋自体の劣化が激しく進んでいる証拠です。建物の耐久性に大きく影響を及ぼす危険な状態です。 鉄筋が劣化してしまうと、建物を十分に支えることができずに、倒壊や他の箇所へのダメージにつながりかねません。 タイル補修の必要性 外壁に使用されるタイルは、外部環境の影響を受けやすい部分です。タイルが剥がれたりひび割れたり浮いていたりすると、雨水が侵入しやすくなり、建物内部への損害が広がる可能性があります。また安全面では、外壁タイルなどの落下により歩行者等を守るため外壁打診検査も義務化となりました。 タイルの劣化は建物の美観にも影響を及ぼし、その結果、資産価値が低下する可能性があります。定期的なタイル補修や交換によって、外壁の美観を保ちつつ、建物の寿命を延ばすことができます。 写真はタイルの劣化、浮き、ひび割れの状態です。 こういった状態を放置してしまうと、そこから空気や雨水が入り込んで内部腐食に繋がります。 タイルの浮き・剥離は、とても危険な状態です。近年、タイルが落下し通行人に負傷させてしまったり死亡事故に繋がったケースもあります。 放置するのはとても危険です。 最後に… どんな外壁材でもメンテナンスフリーの物はありません。 定期的な点検をし、修繕計画を立てていくことはとても重要です。 クラック補修やタイル補修は、外部要因から建物を守るために不可欠な作業であり、将来の問題を予防するためにも欠かせません 専門家のアドバイスを受けながら、適切な補修方法を選択することで、建物を安全に長持ちさせ、快適な住環境を維持することが可能です。 ●修繕においてご不安なこと・ご不明点などございましたら、リペアウィズまでお問合せください。 アパートマンション修繕・外壁塗装・防水工事の専門スタッフがお客様のお悩みや不安を一緒になって解消できるようアドバイスさせていただきます。 ご相談やお見積りなど無料ですのでお気軽にお問合せください。 アパートマンション修繕専門店リペアウィズ お問合せはこちらから↓ 0120-979-219 2023年8月20日 更新大規模修繕の足場においての配慮や注意とは?
藤沢市のマンション・アパート修繕専門店の谷川です。 6月に、『足場の組立て等の作業に関わる特別教育』を受けてきました。 現場において、足場は大切な要素であり、安全と品質を確保するために欠かせない存在です。 足場が不適切だと、作業員が安全に作業ができず、工事の進行にも影響が及びます。 特別教育を受けて足場について学んだ経験をもとに、足場と大規模修繕について考えてみたいと思います。 足場とは?施工に関わる重要な役割があります。 足場とは、工事現場で作業員が安全に高所に立ち作業を行うための一時的に組み立てられた構造物です。作業完了後には撤去されます。 足場には実は種類があり、使う鋼材の形状やつなぎ方によって様々な種類があるのです。足場の設置は、様々な決まりがあるので専門的な技術や知識が必要なります。 工事現場において高所での作業が必要な場合、足場を設置することで作業員は安定した作業環境を確保でき、効率よく作業することができます。足場の品質は、施工にも関わってきます。 高所での作業は危険を伴うため、十分な安全対策を講じることが求められますが、足場を使用することで安全性が向上し、事故のリスクを低減することができます。 大規模修繕において得に重要な役割となります。 大規模修繕では長期間、住居者様が住んでいる環境下で行われるため、生活に影響を与える可能性がとても高いです。 足場についての配慮や注意点、弊社が行っている取り組みなどもご紹介いたします。 ①住居者様への事前の説明とコミュニケーション 大規模修繕を行う場合、住居者様に対して事前に修繕の内容、期間、影響範囲などを明確に説明することが大切です。 修繕がどの程度の期間行われるか、作業員が住居者様の周りでどのような作業を行うか、それに伴う注意点、、など情報を事前に共有することで、住居者様は修繕作業に理解を示すことができ、不安を軽減することができます。 また工事期間中、ご質問やご意見など住居者様とコミュニケーションが取れるよう工事掲示板や意見箱を設置します。住居者様の声を受け止めることで、問題が早期に解決できる可能性が高まります。 ②騒音や振動に対しての対応 大規模修繕では、工事に伴う騒音や振動が住居者様に影響を及ぼすことがあります。特に早朝や深夜の作業は、住居者様の生活に不便やストレスを与える可能性があります。工事の時間帯をあらかじめ住居者様に通知し、できるだけ住宅の近隣での騒音を最小限に抑えるように心掛けることが大切です。また、騒音対策や振動対策を適切に行い、住居者様の生活を少しでも影響を受けないようにすることが望まれます。 ③住居者様のプライバシーへの配慮 足場が設置されることで、住居者様の部屋からの外の視界が制限される場合があります。 そのような場合、透明なシートを使用して視界を確保したり、作業員と住居者様の目線の高さを考慮したりすることで、プライバシーを保護する努力が必要です。 また弊社で行っている対策の一つには、サッシ用補助錠の貸出も行っています。サッシに取り付けることによって外からの侵入を防ぎます。少しでも安心に繋がるよう貸出を行っています。 ④安全面の配慮 作業中は、建物の外壁に足場が設置されているため、住居者の安全に十分配慮する必要があります。 足場が住居部分に近い場所に設置される場合は、住居者の通行経路や窓の開閉などに支障が出ないように工夫する必要があります。さらに、足場自体が住居者に対して危険をもたらさないよう、安全面の点検とメンテナンスを徹底することも重要です。 お子様が足場を触ったり登らないよう注意喚起をし、住民説明書にも記載しています。また第三者が浸入しないよう、注意喚起をしたり防犯カメラの設置も重要です。 最後に… 大規模修繕中の足場設置は、住居者様の生活に大きな影響を与えることがあるため、配慮と注意が欠かせません。事前の説明とコミュニケーション、住居者様の安全確保、作業時間の配慮、そして継続的なコミュニケーションを大切にすることで、住居者様の理解と協力を得ることができるでしょう。住居者様の快適な生活を維持しながら、建物の修繕を成功させるために、しっかりとした配慮が必要です。 ●修繕においてご不安なこと・ご不明点などございましたら、リペアウィズまでお問合せください。 アパートマンション修繕・外壁塗装・防水工事の専門スタッフがお客様のお悩みや不安を一緒になって解消できるようアドバイスさせていただきます。 ご相談やお見積りなど無料ですのでお気軽にお問合せください。 アパートマンション修繕専門店リペアウィズ お問合せはこちらから↓ 0120-979-219 2023年8月8日 更新大規模修繕でのアスベスト調査とは?大規模修繕にて注意すべきアスベスト問題
藤沢市のマンション・アパート修繕専門店の谷川です。 みなさま、『アスベスト』という言葉は聞いたことあるのではないでしょうか? なんとなく“体に悪影響”があるというイメージをお持ちではないでしょうか? 大規模修繕をするうえでもアスベスト問題は非常に重要です。今回は、大規模修繕におけるアスベスト調査の重要性や対策についてお話していきます。 アスベストとは?アスベスト対策の必要性 アスベストは、天然にできた繊維状の形態を持つ鉱物です。『石綿(セキメン、イシワタ)』とも呼ばれています。 アスベストは、その耐火性や絶縁性から建築材料として広く使用されてきましたが、その後の研究によって人体に対する健康リスクが明らかになりました。 アスベストは微細な繊維状の物質であり、吸入することで肺に深刻な損傷を引き起こし、健康に被害をもたらす可能性があります。 平成18年9月以降、製造等が禁止されました。 建物の建材にアスベストが含まれていた場合、解体や大規模修繕にてアスベストを飛散させてしまう可能性があります。 その為、大規模修繕や改装工事を行う際には、アスベスト調査が不可欠です。 大規模修繕でのアスベスト調査とは? アスベスト調査は、建物内のアスベスト含有材料の特定と評価を目的とし、2022年4月1日より義務化されることになりました。 一定規模以上の建物における解体や改修工事においてアスベストの使用に関する事前調査を行い、その結果を労働基準監督署、および地方公共団体に報告しなければなりません。 報告対象となる工事は、 ●解体作業の対象となる床面積の合計が、80㎡以上の解体工事 ●請負代金の合計額が、100万円以上の改造・補修工事 と定められています。大規模修繕工事だけではなく、その他の補修工事においても該当する可能性があります。 これにより、工事前にアスベストが存在する場所や状態を正確に把握し、適切な対策を講じることが可能です。 アスベストを認識せずに取り扱うと、繊維が飛散して周囲に広がる可能性があり、建物の入居者様や工事作業員の健康に深刻な影響を及ぼす可能性があります。 大規模修繕におけるアスベスト調査手順 ①事前調査と計画 修繕や改装の計画段階で、アスベスト調査の必要性を判断します。建物の年代や材料の特性、以前の調査結果などを考慮して、調査の範囲や方法を決定します。 ②サンプリングと分析 建物内の潜在的なアスベスト含有材料を特定するために、サンプリングが行われます。専門業者が建物内の異なる場所から試料を採取し、専門の研究所で分析を行います。これにより、アスベストの種類や含有量、状態などを評価することができます。 ③リスク評価と対策計画 分析結果に基づいて、アスベストのリスクを評価し、適切な対策計画を策定します。場合によっては、アスベストを除去することが必要となる場合もあります。アスベストの除去作業は、特別な技術や装備を必要とするため、専門業者によって行われることが一般的です。 ④実施と監視 計画が策定されたら、工事が実施される前に、関係者に適切な情報と指示が提供されます。工事中は、アスベストの飛散や作業員の健康状態を監視し、必要に応じて対策を適切に調整します。 アスベスト調査は、大規模修繕において非常に重要な役割を果たします。 アスベスト調査は入居者様や作業員の健康を守りながら、工事の安全性を確保することができます。また、アスベスト調査の結果は、将来のメンテナンスや修繕計画にも役立つ情報となります。 また、大規模修繕におけるアスベスト調査は、専門的な知識と経験を持つ業者に依頼することが推奨されます。 適切な調査手法を用いて、的確な結果を提供するだけでなく、法的規制や健康安全基準に準拠して作業を行います。 弊社では石綿作業主任者の資格保持者が在籍しています! 最後に… アスベスト調査は、建物の維持管理と利用者の健康を守るために欠かせない手続きです。 建築物の修繕や改装を計画する際には、アスベスト調査の実施と適切な対策の導入を忘れずに行いましょう。 安全な環境での工事を実現するために、アスベストに対する意識と対策は重要な要素となります。 ●分からない事やご不明点などございましたら、リペアウィズまでお問合せください。 アパートマンション修繕・外壁塗装・防水工事の専門スタッフがお客様のお悩みや不安を一緒になって解消できるようアドバイスさせていただきます。 ご相談は無料ですのでお気軽にお問合せください。 アパートマンション修繕専門店リペアウィズ お問合せはこちらから↓ 0120-979-219 2023年7月7日 更新藤沢市密着1,700件以上の豊富な施工実績
私たちリペアウィズは藤沢市地域密着のアパートマンション、工場、施設の修繕・外壁塗装・防水工事専門店として近隣地域の皆さまに信頼され、安心して修繕工事をご依頼いただける会社を目指しています!
そんなリペアウィズでは藤沢市地域密着だからこその迅速対応で、何かあった時も安心して工事をご依頼いただけます。
リペアウィズは大規模修繕専門店のプロです。入居率を上げたい方、建物を長持ちさせたい方、相続を考えられている方などオーナー様のニーズに合わせて、最適なプランをご提案させて頂きます。
確かな施工力で1棟1棟丁寧に施工し、この先数十年にわたって安心をお届けいたします。
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リペアウィズ (株式会社 創雅)
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