リペアウィズのスタッフブログ 記事一覧
RC造・S造・木造の違いとは?修繕方法も比較
こんにちは!リペアウィズです!! アパートやマンション、大規模修繕について調べていると、「RC造」「S造」「木造」という言葉を目にすることがあるのではないでしょうか。 建物を建てる際の構造にはさまざまな種類がありますが、それぞれ使用する材料や構造が異なるため、耐久性や耐震性、メンテナンス方法にも違いがあります。 例えば、マンションではRC造が多く採用され、アパートではS造や木造が多く見られます。しかし、「それぞれ何が違うのかよく分からない」「修繕方法も違うの?」と疑問に思われる方も少なくありません。 建物の構造を理解しておくことで、適切な修繕時期や必要なメンテナンスを把握しやすくなります。また、建物の特徴に合った修繕を行うことで、建物を長く安全に維持することにもつながります。 この記事では、 ・RC造・S造・木造の違い ・それぞれの特徴やメリット・デメリット ・建物構造によって異なる修繕方法 ・大規模修繕を行う際のポイント について分かりやすく解説します。 アパート・マンションの大規模修繕や外壁塗装をご検討中のオーナー様は、ぜひ最後までご覧ください。 RC造・S造・木造とは? 建物は、どのような材料で骨組みを作るかによって構造が分類されます。 構造によって建物の強度や耐久性だけでなく、修繕の方法やメンテナンスの内容も異なるため、それぞれの特徴を理解することが大切です。 ここでは、代表的な「RC造」「S造」「木造」の3つについてご紹介します。 RC造とは? RC造とは鉄筋コンクリート造のこと RC造とは、「Reinforced Concrete(リインフォースド・コンクリート)」の略で、日本語では鉄筋コンクリート造と呼ばれます。 コンクリートの中に鉄筋を組み込むことで、それぞれの長所を活かした構造になっています。 コンクリートは圧縮する力に強く、鉄筋は引っ張る力に強いという特徴があります。この2つを組み合わせることで、高い耐久性や耐震性を実現しています。 マンションや学校、病院、公共施設など、多くの中高層建築で採用されている代表的な構造です。 RC造のメリット RC造の最大の特徴は、耐久性の高さです。 適切な点検やメンテナンスを行えば、50年以上使用できる建物も珍しくありません。 また、コンクリートの厚みがあるため遮音性にも優れており、隣室や上下階の生活音が伝わりにくいというメリットがあります。 さらに、コンクリートは燃えにくい素材であるため耐火性能も高く、火災時の安全性にも優れています。 加えて、地震や台風などの自然災害にも比較的強く、資産価値を維持しやすい構造として多く採用されています。 RC造のデメリット 耐久性に優れたRC造ですが、メンテナンスが不要というわけではありません。 経年劣化によって外壁にクラック(ひび割れ)が発生したり、塗膜が剥離したりすることがあります。 また、ひび割れなどから雨水が浸入すると、内部の鉄筋がサビて膨張し、コンクリートを押し出してしまう「爆裂現象」が発生する可能性があります。 このような劣化を防ぐためには、定期的な外壁調査やクラック補修、防水工事などのメンテナンスが欠かせません。 建築費用はS造や木造と比較すると高くなる傾向がありますが、その分、適切な維持管理を行うことで長期間にわたって安心して使用できる建物です。 S造とは? S造とは鉄骨造のこと S造とは、「Steel(スチール)」の頭文字を取ったもので、日本語では鉄骨造と呼ばれます。 柱や梁などの主要な骨組みに鉄骨を使用して建物を支える構造です。 店舗や事務所、工場、小規模マンションやアパートなど、幅広い建物で採用されています。 S造は使用する鉄骨の厚みによって、「軽量鉄骨造」と「重量鉄骨造」の2種類に分けられます。 軽量鉄骨造は主に住宅やアパートに使用され、重量鉄骨造はマンションやビルなどの比較的大きな建物で採用されています。 S造のメリット S造は、設計の自由度が高いことが特徴です。 鉄骨は強度が高いため、柱の本数を少なくして広い空間を確保しやすく、店舗やオフィスなどにも適しています。 また、工場で加工された鉄骨を現場で組み立てることが多いため、RC造と比べて工期を短縮しやすいというメリットもあります。 さらに、建築コストもRC造より抑えられる場合が多く、アパートや中小規模の建物で広く採用されています。 S造のデメリット 一方で、鉄骨は水分に弱く、サビが発生しやすいという特徴があります。 そのため、外壁だけではなく、鉄骨階段や手すり、鉄部なども定期的な塗装や防錆処理を行う必要があります。 塗膜が劣化した状態で放置すると、サビが進行し、鉄骨自体の強度に影響を及ぼす可能性もあります。 また、RC造に比べると遮音性はやや劣るため、建物によっては生活音が伝わりやすい場合があります。 木造とは? 木造とは、柱や梁などの主要な構造部分に木材を使用した建物です。 日本では古くから住宅に採用されてきた構造であり、現在でも戸建住宅の多くは木造で建築されています。 近年では、木造アパートや木造の低層集合住宅も数多く建てられています。 木造のメリット 木造は建築コストを比較的抑えやすく、工期も短いことが特徴です。 また、木材は断熱性能が高いため、夏は暑さを和らげ、冬は暖かさを保ちやすいというメリットがあります。 さらに、リフォームや増改築が比較的しやすく、間取り変更などにも柔軟に対応できます。 木造のデメリット 木材は湿気に弱く、水分を含むことで腐食する可能性があります。 また、シロアリなどの害虫被害を受けることもあるため、防蟻処理や定期的な点検が欠かせません。 外壁や屋根の防水性能が低下すると、雨漏りによって柱や梁が傷むこともあるため、外壁塗装やシーリング工事、防水工事などを適切な時期に行うことが重要です。 木造住宅は定期的なメンテナンスを行うことで、長く快適に住み続けることができます。 RC造・S造・木造を比較|構造ごとの違いを一覧で確認 ここまで、RC造・S造・木造それぞれの特徴をご紹介しました。 それぞれの構造にはメリット・デメリットがあり、建物の用途や目的によって適した構造が選ばれています。 以下に主な違いをまとめました。 項目 RC造 S造 木造 主な材料 鉄筋コンクリート 鉄骨 木材 耐久性 非常に高い 高い 定期的なメンテナンスが重要 耐火性 高い 高い やや低い 遮音性 高い 普通 やや低い 建築コスト 高い 中程度 比較的安い 主な建物 マンション・公共施設 アパート・店舗・事務所 戸建住宅・木造アパート それぞれに特徴があるため、「どの構造が一番優れている」というわけではありません。 大切なのは、それぞれの構造に適したメンテナンスを継続して行うことです。 建物構造によって修繕方法も異なる 建物は構造によって劣化しやすい部分が異なるため、大規模修繕や外壁改修の内容も変わってきます。 ここでは構造ごとの代表的な修繕内容をご紹介します。 RC造で行われる主な修繕 RC造では、コンクリートの劣化に対する補修が中心になります。 代表的な修繕内容は次のとおりです。 ・クラック(ひび割れ)補修 ・爆裂補修 ・タイル補修 ・外壁塗装 ・シーリング工事 ・屋上・バルコニー防水工事 特に注意したいのが、コンクリート内部の鉄筋腐食です。 クラックやシーリングの劣化を放置すると、雨水が内部へ浸入し、鉄筋が腐食する恐れがあります。 鉄筋が腐食すると膨張し、コンクリートを押し出すことで爆裂現象が発生する場合があります。 そのため、RC造では定期的な建物調査や外壁診断を行い、早めに補修することが建物を長持ちさせるポイントです。 S造で行われる主な修繕 S造では鉄骨部分のサビ対策が重要になります。 代表的な修繕内容は、 ・鉄部塗装 ・サビ除去 ・防錆処理 ・外壁塗装 ・シーリング工事 ・防水工事 などです。 鉄骨階段や手すりなどは雨風の影響を受けやすく、塗膜が劣化するとサビが発生しやすくなります。 サビが進行すると部材の交換が必要になることもあるため、定期的な塗装によって鉄骨を保護することが大切です。 また、ALCパネルが使用されている建物では、シーリング材の劣化にも注意が必要です。 シーリングが切れてしまうと、建物内部へ雨水が浸入し、さまざまな不具合の原因となります。 木造で行われる主な修繕 木造住宅では、防水性能を維持することが重要になります。 主な修繕内容は、 ・外壁塗装 ・シーリング工事 ・屋根塗装 ・屋根葺き替え ・防水工事 ・防蟻処理 などです。 木材は湿気に弱いため、雨漏りが発生すると柱や梁が腐食する恐れがあります。 また、シロアリ被害によって建物の強度が低下することもあるため、防蟻処理も重要なメンテナンスの一つです。 定期的な点検によって早期に異常を発見することが、建物を長持ちさせることにつながります。 大規模修繕で注意したいポイント 建物構造に関係なく、大規模修繕では「劣化の原因を正しく把握すること」が重要です。 例えば、 ・クラックが発生している ・タイルが浮いている ・塗膜が剥がれている ・シーリングが劣化している といった症状が見つかった場合でも、表面だけを補修して終わりではありません。 建物調査を行い、劣化の原因や進行状況を確認したうえで適切な補修方法を選択する必要があります。 特にRC造では打診調査や目視調査、S造では鉄骨の腐食調査、木造では雨漏り調査など、構造に応じた診断を行うことが大切です。 修繕時期の目安 建物の劣化状況や立地条件によって異なりますが、一般的には次のようなタイミングで点検・修繕を検討すると安心です。 ・外壁塗装:約10~15年 ・シーリング工事:約10~15年 ・屋上・バルコニー防水:約10~15年 ・大規模修繕:約12~15年ごと ただし、海沿いや交通量の多い場所など、建物を取り巻く環境によって劣化の進み方は変わります。 そのため、「年数だけ」で判断するのではなく、定期点検によって建物の状態を確認することが重要です。 建物診断を行うことが長寿命化につながる 建物は、劣化が目に見えるようになってから修繕を行うよりも、早い段階で点検・補修を行う方が、結果的に修繕費用を抑えられることがあります。 外壁や屋上、防水層、シーリングなどを定期的に点検することで、小さな不具合のうちに対応でき、大規模な修繕を防ぐことにもつながります。 建物を長く安全に使用するためには、「壊れてから直す」のではなく、「壊れる前に点検する」という考え方が大切です。 リペアウィズでは建物構造に合わせた修繕をご提案します リペアウィズでは、RC造・S造・木造それぞれの構造や劣化状況に合わせた修繕をご提案しています。 建物の状態をしっかり調査したうえで、 ・外壁補修 ・タイル補修 ・シーリング工事 ・外壁塗装 ・防水工事 ・大規模修繕工事 まで一貫して対応しています。 「どのような修繕が必要なのか分からない」「建物の状態を見てほしい」という場合も、お気軽にご相談ください。 まとめ RC造・S造・木造は、それぞれ使用する材料や構造が異なるため、耐久性や耐震性、メンテナンス方法にも違いがあります。 RC造は耐久性や耐火性に優れ、大規模修繕ではクラック補修やタイル補修、防水工事が重要になります。 S造は鉄骨を使用しているため、サビ対策や鉄部塗装が欠かせません。 木造は防水対策や防蟻対策が建物を長持ちさせるポイントになります。 どの構造であっても、建物の寿命を延ばすためには定期的な点検と適切なメンテナンスが重要です。 リペアウィズでは、建物の構造や劣化状況に応じた最適な修繕プランをご提案しています。 藤沢市でアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事をご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください! 2026年8月1日 更新
塗膜剥離とは?原因・放置するリスク・補修方法を分かりやすく解説 ⭐
こんにちは!リペアウィズです!! アパートやマンション、ビルなどの外壁を見たときに、「塗装が剥がれている」「表面が浮いてめくれている」といった状態を目にしたことはありませんか。このような症状は**「塗膜剥離(とまくはくり)」**と呼ばれ、建物の外壁や鉄部などで発生する代表的な劣化症状の一つです。 塗膜剥離は見た目が悪くなるだけではなく、建物を雨風や紫外線から守る塗膜の機能が失われているサインでもあります。そのまま放置してしまうと、外壁材の劣化や雨漏り、鉄部のサビなどにつながり、大規模な補修工事が必要になるケースもあります。 「まだ少し剥がれているだけだから大丈夫」と思われるかもしれませんが、小さな剥離が建物全体の劣化につながることもあるため、早めの点検と適切な補修が大切です。 この記事では、塗膜剥離とはどのような症状なのか、発生する原因や放置するリスク、適切な補修方法について詳しく解説します。 アパート・マンションの大規模修繕や外壁塗装をご検討中のオーナー様は、ぜひ参考にしてください。 塗膜剥離とは? 塗膜剥離とは塗装が下地から剥がれてしまう現象 塗膜剥離とは、外壁や鉄部などに塗装された塗膜が、下地から浮き上がったり剥がれたりする現象のことです。 塗装には建物をきれいに見せるだけではなく、雨水や紫外線から建物を保護するという重要な役割があります。 外壁に塗られた塗膜は、建物の表面を覆うことで防水性を高め、雨水が内部へ浸入するのを防いでいます。また、紫外線による劣化や汚れの付着を抑え、建物の耐久性や美観を維持する役割も担っています。 しかし、経年劣化や施工不良などが原因で塗膜が剥がれてしまうと、本来の保護機能が十分に発揮されなくなります。 初期段階では一部分だけが剥がれているように見えても、放置することで剥離範囲が徐々に広がり、下地まで傷んでしまうことがあります。 そのため、塗膜剥離は「塗装が剥がれただけ」と軽く考えず、建物からの劣化のサインとして早めに対応することが重要です。 塗膜剥離が起こる主な原因 塗膜剥離は一つの原因だけで発生するわけではありません。建物の使用環境や施工状況など、さまざまな要因が重なって発生します。 ここでは代表的な原因をご紹介します。 経年劣化 最も多い原因が、塗膜の経年劣化です。 建物の外壁は一年中、紫外線や雨風、気温の変化にさらされています。年月が経つにつれて塗膜は少しずつ劣化し、防水性能や密着力が低下していきます。 特に日当たりの良い南面や西面は紫外線の影響を受けやすく、塗膜の劣化が早く進む傾向があります。 また、海に近い地域では潮風による塩害、交通量の多い道路沿いでは排気ガスなども塗膜の劣化を早める要因になります。 一般的に外壁塗装の耐用年数は約10~15年とされていますが、塗料の種類や建物の立地条件によって劣化の進行速度は異なります。 耐用年数を過ぎた建物では、塗膜剥離だけでなく、ひび割れやチョーキング現象なども発生しやすくなるため、定期的な点検が重要です。 下地処理不足 塗装工事では、塗料を塗る前の「下地処理」が非常に重要です。 下地処理とは、 ・高圧洗浄で汚れを落とす ・古い塗膜を除去する ・サビを落とす ・クラック(ひび割れ)を補修する など、塗料がしっかり密着する状態を整える工程を指します。 この工程が不十分なまま塗装を行うと、塗膜が十分に密着せず、数年で剥離してしまうことがあります。 見えなくなる部分だからこそ、施工会社が丁寧に下地処理を行っているかどうかが、塗装の耐久性を大きく左右します。 塗装時の施工不良 施工方法が適切でない場合にも、塗膜剥離は発生します。 例えば、 ・塗料メーカーが指定する希釈率を守っていない ・一度に厚く塗りすぎている ・必要な塗布回数を省略している ・乾燥時間を十分に確保していない などの施工不良があると、塗膜本来の性能を十分に発揮することができません。 塗料は決められた工程で施工することで耐久性を発揮します。 見た目では仕上がっているように見えても、内部では密着不良が起きており、数年後に剥離が発生するケースもあります。 そのため、施工実績が豊富で、適切な施工管理を行う会社へ依頼することが重要です。 雨水や水分の影響 外壁内部へ雨水や湿気が入り込むことも、塗膜剥離の原因になります。 例えば、 ・シーリングの劣化 ・外壁のひび割れ ・防水層の劣化 などによって建物内部へ水分が浸入すると、塗膜を内側から押し上げるように浮きや剥離が発生することがあります。 このようなケースでは、塗膜だけを補修しても根本的な解決にはなりません。 まずは雨水の侵入経路を調査し、必要に応じてシーリング工事や防水工事、クラック補修などを行うことが重要です。 表面だけをきれいに塗り直しても、原因が残ったままでは再び塗膜剥離が起こる可能性があります。 塗膜剥離を放置するとどうなる? 「塗装が少し剥がれているだけだから問題ない」と考えてしまう方もいらっしゃいますが、塗膜剥離は建物の保護機能が低下しているサインです。 そのまま放置すると、建物の耐久性や安全性にも影響を及ぼす可能性があります。 防水性能が低下する 塗膜には、建物を雨水や湿気から守る役割があります。 しかし、塗膜が剥がれることで外壁が直接雨風にさらされ、防水性能が低下してしまいます。 雨水が繰り返し浸透すると、外壁材の劣化が進み、ひび割れや欠損など新たな不具合を引き起こす原因になります。 特に梅雨や台風の時期には、雨水の影響を受けやすくなるため注意が必要です。 建物内部の劣化につながる 塗膜剥離を放置していると、外壁内部へ水分が浸入しやすくなります。 水分が建物内部に入り込むことで、コンクリートや鉄筋の劣化を招き、建物全体の耐久性にも影響を与える可能性があります。 また、室内への雨漏りやカビの発生につながることもあるため、塗膜剥離は早めの対応が重要です。 コンクリートや鉄筋の劣化につながる恐れもある 塗膜剥離によって雨水が建物内部へ浸入すると、コンクリート内部の鉄筋にまで影響が及ぶことがあります。 鉄筋は通常、コンクリートに覆われていることでサビから守られています。しかし、水分や空気が内部へ入り込むことで鉄筋が腐食すると、サビが膨張し、コンクリートを内側から押し出してしまいます。 その結果、コンクリートのひび割れや欠けが発生し、さらに劣化が進行すると「爆裂現象」と呼ばれる状態になることもあります。 爆裂現象は建物の美観を損なうだけでなく、コンクリート片が落下する危険性もあるため、早急な補修が必要です。 塗膜剥離は表面的な劣化に見えますが、そのまま放置すると建物内部の劣化につながる可能性があるため注意しなければなりません。 美観が損なわれ、建物の印象も悪くなる 塗膜剥離は建物の見た目にも大きな影響を与えます。 外壁の一部だけが剥がれている場合でも、建物全体が古く見えたり、適切に管理されていない印象を与えたりすることがあります。 アパートやマンションでは、外観の印象が入居希望者の判断材料になることも少なくありません。 建物の第一印象が悪くなることで、空室対策や資産価値の維持にも影響を及ぼす可能性があります。 美観を維持することは、建物の価値を守ることにもつながります。 塗膜剥離の補修方法 塗膜剥離が発生した場合は、剥がれた部分を塗り直すだけでは十分な補修とはいえません。 劣化の原因を確認したうえで、適切な工程で補修を行うことが重要です。 ケレン作業で劣化した塗膜を除去する 補修ではまず、剥がれた塗膜や浮いている塗膜を取り除く「ケレン作業」を行います。 浮いた塗膜が残ったまま新しい塗料を塗ってしまうと、再び剥離が起こる可能性があるためです。 ケレン作業では、劣化状況に応じて工具を使い分けながら、下地を整えていきます。 下地補修を行う 塗膜を除去した後は、下地の状態を確認します。 ひび割れや欠損、爆裂などが確認された場合は、それらを先に補修します。 下地に不具合が残ったまま塗装を行っても、塗膜の耐久性は十分に発揮されません。 建物の状態に応じた適切な下地補修が、長持ちする塗装につながります。 下塗り・中塗り・上塗りを適切に施工する 下地補修が完了した後は、塗装工程へ進みます。 一般的な外壁塗装では、 ①下塗り ②中塗り ③上塗り の3工程で施工します。 下塗りは下地と塗料を密着させる役割があり、中塗りと上塗りによって耐久性や防水性、美観を高めます。 塗料メーカーが定める施工方法や乾燥時間を守ることで、本来の性能を発揮する塗膜を形成できます。 塗膜剥離を防ぐためのポイント 塗膜剥離は、日頃の点検や適切なメンテナンスによって予防できる場合があります。 定期的に建物を点検する 建物は年月の経過とともに少しずつ劣化していきます。 そのため、定期的に外壁の状態を確認し、 ・ひび割れ ・チョーキング現象 ・塗膜の浮き ・塗膜剥離 などの初期症状を早めに発見することが大切です。 早期に補修を行うことで、工事範囲を最小限に抑えられる可能性があります。 シーリングや防水もあわせて点検する 塗膜剥離の原因が雨水の浸入である場合、塗装だけを行っても再発することがあります。 シーリング材の劣化や屋上・ベランダ防水の劣化が見られる場合は、それらもあわせて補修することが重要です。 建物全体の状態を確認し、総合的なメンテナンスを行うことで、より長く建物を守ることができます。 信頼できる施工会社へ依頼する 塗膜剥離を防ぐためには、施工品質も重要です。 価格だけで施工会社を選ぶのではなく、 ・下地調査を丁寧に行っているか ・適切な施工工程を守っているか ・施工実績が豊富か ・アフターフォローが充実しているか なども確認しておくと安心です。 施工品質が高い会社へ依頼することで、塗膜剥離の再発リスクを抑えることにつながります。 大規模修繕では塗膜剥離の原因調査も重要 大規模修繕では、塗膜剥離が見つかった場合、単純に塗り直すだけではなく、なぜ剥離が発生したのかを調査することが重要です。 現地調査では、 ・目視調査 ・打診調査 ・劣化診断 などを行い、外壁や下地の状態を確認します。 もし内部まで劣化が進んでいる場合は、クラック補修や爆裂補修、防水工事などを組み合わせながら、建物全体の耐久性を回復させます。 原因を特定せずに表面だけを補修してしまうと、同じ場所で再び塗膜剥離が発生する可能性があるため、原因調査は非常に重要な工程です。 リペアウィズが行う塗膜剥離への対応 リペアウィズでは、塗膜剥離が確認された場合、まず建物全体の劣化状況を丁寧に調査します。 剥離部分だけを見るのではなく、外壁やシーリング、防水層なども含めて総合的に診断し、建物の状態に合わせた補修方法をご提案しています。 また、下地補修から外壁塗装、防水工事まで一貫して対応しているため、建物全体のバランスを考えた施工が可能です。 「どこまで補修が必要なのか分からない」「塗装だけで大丈夫なのか知りたい」という場合も、お気軽にご相談ください。 まとめ 塗膜剥離は、塗装が剥がれて見た目が悪くなるだけではなく、建物を保護する機能が低下している重要なサインです。 そのまま放置すると、雨水の浸入による外壁の劣化や鉄筋の腐食、爆裂現象などにつながる可能性があり、補修範囲や修繕費用が大きくなることもあります。 塗膜剥離を防ぐためには、定期的な点検や適切なメンテナンス、そして原因に応じた補修を行うことが大切です。 リペアウィズでは、建物の状態を丁寧に調査し、お客様の建物に適した補修方法をご提案しています。 藤沢市でアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事をご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください! 2026年7月31日 更新
大規模修繕の足場はいつからいつまで?工事期間とスケジュールの流れを詳しく解説
こんにちは!リペアウィズです!! アパート・マンションの大規模修繕をご検討中のオーナー様や管理組合の皆様から、 「工事期間はどれくらいかかるの?」 「足場はいつからいつまで設置されるの?」 「工事中は入居者様へどのような影響があるの?」 といったご質問をいただくことが多くあります。 大規模修繕は建物の資産価値を維持し、安全性を確保するために欠かせない工事です。しかし、工事期間中は足場が設置されることで景観が変わったり、作業内容によって騒音や振動が発生したりと、入居者様の生活にもさまざまな影響があります。 そのため、工事をスムーズに進めるためには、オーナー様や管理組合だけでなく、入居者様にも工事全体の流れを理解していただくことが大切です。あらかじめスケジュールや各工程の内容を把握しておくことで、不安を軽減し、工事へのご理解とご協力にもつながります。 この記事では、 ・大規模修繕で足場を設置する期間 ・工事開始から完了までの一般的なスケジュール ・各工程で行われる作業内容 ・工事期間中に気を付けたいポイント について詳しく解説します。 藤アパート・マンションの大規模修繕をご検討されている方は、ぜひ最後までご覧ください。 大規模修繕では足場をどれくらい設置するの? 一般的なアパート・マンションでは、約2〜4か月程度足場を設置するケースが多くなります。 ただし、建物の規模や修繕内容によって工事期間は異なります。 例えば、2階建てアパートで外壁塗装と屋上防水工事を行う場合は約1〜2か月程度で完了することがあります。一方で、3階建て以上のマンションや、外壁補修・タイル補修・防水工事など施工範囲が広い建物では、3〜4か月以上かかる場合もあります。 足場は工事開始直後に組み立てられ、すべての工事が完了したあとに解体されます。そのため、工事期間の大半は建物全体が足場で囲まれた状態になります。 足場が設置されることで、 ・室内が少し暗く感じる ・景色が見えにくくなる ・洗濯物を外へ干せない期間がある ・作業員が窓の近くで作業することがある など、普段とは異なる生活環境になります。 リペアウィズでは、工事前に工程表やお知らせを配布し、住民説明会を実施することで、入居者様が安心して工事期間を過ごせるよう努めています。 足場はなぜ工事期間中ずっと必要なの? 「足場は工事の最初と最後だけ使うものでは?」と思われる方もいらっしゃいますが、実際には大規模修繕全体を支える重要な設備です。 足場には、作業員が安全に高所作業を行うための作業床としての役割だけでなく、施工品質を維持する役割もあります。 外壁塗装やシーリング工事、タイル補修、防水工事などは、高所で細かな作業を行うため、安全で安定した足場がなければ十分な品質を確保することができません。 また、足場には飛散防止シートを設置します。飛散防止シートは、塗料や補修材、ホコリなどが近隣へ飛散することを防ぎ、安全で快適な工事環境を維持するために欠かせないものです。 足場は工事費用の中でも大きな割合を占めますが、それだけ工事の安全性や品質に直結する重要な設備といえます。 工事開始から完了までのスケジュール 大規模修繕は、いきなり塗装や防水工事を始めるわけではありません。 事前準備から完成・引き渡しまで、それぞれの工程を順番に進めることで、安全かつ高品質な施工を実現しています。 ここでは、一般的な大規模修繕の流れをご紹介します。 ① 事前準備・住民説明会 工事が始まる前には、オーナー様や管理組合との打ち合わせを行い、工事内容や工程を確認します。その後、入居者様へ工事のお知らせを配布し、必要に応じて住民説明会を開催します。 説明会では、 ・工事期間 ・作業時間 ・足場の設置・解体予定日 ・騒音が発生しやすい工程 ・ベランダや共用部の使用制限 ・洗濯物を干せない期間 ・防犯対策 ・緊急時の連絡先 などを分かりやすくご説明します。 工事期間中は、入居者様の生活環境が普段とは異なります。そのため、工事内容やスケジュールを事前にご理解いただくことで、不安の軽減やトラブル防止につながります。 また、工事が始まってからも、掲示板やお知らせを通じて工程の進捗状況をお伝えし、安心して生活していただけるよう配慮することが大切です。 ② 足場の組立・飛散防止シートの設置 工事開始後、最初に行うのが足場の組立です。 建物全体を囲うように足場を設置し、その後、飛散防止シートを取り付けます。 飛散防止シートには、 ・塗料やホコリの飛散防止 ・高圧洗浄時の水しぶき防止 ・資材の落下防止 ・作業員の安全確保 などの役割があります。 足場の組立期間は建物の規模によって異なりますが、一般的にはアパートで2〜4日程度、中規模マンションで5〜7日程度が目安です。 組立作業では、金属製の部材を組み合わせるため、一時的に大きな作業音が発生します。しかし、この工程は安全な工事を行うために欠かせない重要な作業です。 また、足場が設置されることで、防犯面を心配される入居者様も少なくありません。工事期間中は、足場を利用した第三者の侵入を防ぐための対策や、入居者様への注意喚起も重要になります。 足場設置時の配慮や注意点、防犯対策について詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひご覧ください。 ▶ 「大規模修繕の足場においての配慮や注意とは?」 ▶ 「大規模修繕中の防犯対策|足場設置で空き巣リスクは高くなる?」 ③ 高圧洗浄 足場の設置が完了すると、最初に行う工事が高圧洗浄です。 高圧洗浄は、高圧の水を使って外壁や屋上、廊下、階段などに付着した汚れやコケ、カビ、ホコリ、劣化した塗膜を洗い流す作業です。 「塗装工事なのに、なぜ最初に洗浄を行うの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。 その理由は、汚れが付着したまま塗装を行うと、塗料が十分に密着せず、本来の耐久性を発揮できなくなるためです。 どんなに高性能な塗料を使用しても、下地が汚れたままでは数年で塗膜が剥がれてしまう可能性があります。 高圧洗浄は目立たない工程ではありますが、大規模修繕の品質を左右する重要な作業です。 また、高圧洗浄では大量の水を使用するため、窓や換気口は閉めていただくようお願いしています。ベランダに置いてある荷物や植木なども、事前に室内へ移動していただく場合があります。 ④ 下地補修(クラック補修・タイル補修) 高圧洗浄が終わると、建物の劣化状況を確認しながら下地補修を行います。 下地補修は、大規模修繕の中でも特に重要な工程の一つです。 建物は紫外線や風雨の影響を長年受け続けることで、さまざまな劣化症状が現れます。 例えば、 ・クラック(ひび割れ) ・タイルの浮き ・タイルのひび割れや欠損 ・モルタルの浮き ・爆裂現象 ・鉄部のサビ などがあります。 これらを補修せずに塗装だけを行ってしまうと、一時的にはきれいになっても、雨水が建物内部へ浸入し、劣化が再発する恐れがあります。 また、タイルの浮きや爆裂現象を放置すると、タイルやコンクリート片が落下し、人や車に被害を及ぼす危険性もあります。 リペアウィズでは、打診調査や目視調査を行い、建物の状態に合わせた適切な補修を実施しています。 補修を丁寧に行うことで、その後の塗装や防水工事の品質を高め、建物を長く安心して使用できる状態へと整えていきます。 クラック補修やタイル補修の必要性、爆裂現象やタイル浮きが起こる原因については、こちらの記事で詳しく解説しています。 ▶ 「大規模修繕でのクラックの放置は危険?クラック補修・タイル補修の必要性」 ⑤ シーリング工事 下地補修が完了すると、シーリング工事を行います。 シーリングとは、外壁の目地やサッシ周りに充填されているゴム状の材料のことです。 建物は気温の変化や地震、風などの影響で常にわずかに動いています。 シーリング材は、その動きに追従しながら外壁の隙間を埋め、雨水の浸入を防ぐ重要な役割を果たしています。 しかし、紫外線や風雨によって徐々に劣化し、 ・ひび割れ ・硬化 ・肉やせ ・剥離 などの症状が現れます。 この状態を放置すると、雨漏りや内部の腐食につながる可能性があるため、大規模修繕では古いシーリング材を撤去し、新しいシーリング材へ打ち替えることが一般的です。 シーリング工事は目立たない部分ですが、建物の防水性能を維持するために欠かせない重要な工程です。 ⑥ 外壁塗装 下地補修とシーリング工事が完了すると、いよいよ外壁塗装を行います。 外壁塗装は建物をきれいに見せるためだけの工事ではありません。 塗膜には、 ・雨水の浸入を防ぐ ・紫外線から建物を守る ・コンクリートの劣化を防ぐ ・建物の美観を維持する といった大切な役割があります。 塗装は一般的に、 ・下塗り ・中塗り ・上塗り の3工程で施工します。 それぞれの工程で十分に乾燥時間を確保することで、塗料本来の性能を発揮し、耐久性の高い仕上がりになります。 天候によっては乾燥時間を調整することもあり、安全と品質を最優先に施工を進めます。 ⑦ 防水工事 屋上やルーフバルコニー、開放廊下などでは、防水工事を行います。 防水層は建物を雨水から守る重要な役割を担っています。 しかし、年月の経過とともに劣化し、 ・防水層のひび割れ ・浮き ・膨れ ・摩耗 などの症状が現れることがあります。 この状態を放置すると、雨漏りやコンクリート内部の劣化につながるため、定期的なメンテナンスが必要です。 建物の状況に応じて、 ・ウレタン防水 ・シート防水 ・FRP防水 など、最適な工法を選択し施工を行います。 屋上やバルコニーは普段あまり目にする機会が少ない場所ですが、建物全体の耐久性を維持するためには欠かせない工事です。 ⑧ 完了検査・足場解体・お引き渡し すべての工事が完了すると、最終検査を行います。 施工箇所に不具合や施工漏れがないかを細かく確認し、必要に応じて手直しを行います。 その後、飛散防止シートを撤去し、足場を解体します。 足場がなくなることで建物全体が見えるようになり、修繕後の美しい外観をご確認いただけます。 最後に建物周辺の清掃を行い、オーナー様や管理組合へお引き渡しとなります。 大規模修繕は工事が終わって終わりではありません。 施工後も定期的な点検やメンテナンスを行うことで、建物の寿命をさらに延ばし、資産価値の維持につなげることができます。 工事期間中に入居者様へお願いしたいこと 大規模修繕は、建物の資産価値や安全性を維持するために欠かせない工事ですが、工事期間中は入居者様にもご協力いただく場面があります。 できるだけ快適に生活していただけるよう配慮しながら工事を進めていますが、安全で円滑な施工を行うためにも、ご理解とご協力をお願いいたします。 窓やベランダの利用制限 足場設置後は、外壁塗装やシーリング工事、防水工事などを行うため、作業内容によっては窓の開閉やベランダの利用を制限させていただく場合があります。 また、高圧洗浄や塗装作業中は水や塗料が飛散する可能性があるため、洗濯物を外に干せない日があります。 リペアウィズでは、工程表や掲示板などで事前に作業予定をお知らせし、入居者様が予定を立てやすいよう努めています。 防犯対策へのご協力 足場が設置されると、高所への移動が容易になるため、防犯面への配慮も重要になります。 外出時はもちろん、在宅中であっても窓や玄関の施錠を徹底していただくようお願いしています。 リペアウィズでは、工事関係者の身分証着用や現場管理を徹底し、安心して工事期間を過ごしていただけるよう努めています。 工事車両や資材搬入へのご理解 工事期間中は資材の搬入や足場資材の運搬などにより、一時的に工事車両が出入りします。 安全確保のため、誘導員を配置するなど対策を行っていますが、通行の際にはご注意いただきますようお願いいたします。 工期が延びるケースとは? 大規模修繕は工程表に沿って進めますが、建物の状態や天候などによって工期が変更となる場合があります。 ここでは、工期が延びる主な理由をご紹介します。 天候による影響 外壁塗装や防水工事は、雨の日や強風の日には施工できない場合があります。 また、気温や湿度によって塗料の乾燥時間が変わるため、品質を優先して工程を調整することがあります。 安全で長持ちする施工を行うためには、無理に工事を進めないことも大切です。 想定以上の劣化が見つかった場合 足場を設置して詳しく調査した結果、当初の想定以上にクラックやタイル浮き、爆裂現象などの劣化が見つかることがあります。 このような場合は、建物の安全性を確保するため、追加の補修工事が必要になることがあります。 建物を長く安心して使用していただくためにも、必要な補修を丁寧に行うことが重要です。 安全を最優先に工事を進めるため リペアウィズでは、工期よりも安全性と施工品質を最優先に考えています。 そのため、天候や現場状況によっては工程を調整し、無理な施工は行いません。 結果として工期が数日延びる場合もありますが、それは建物をより良い状態でお引き渡しするための大切な判断です。 工事をスムーズに進めるポイント 大規模修繕を成功させるためには、施工会社だけではなく、オーナー様・管理組合・入居者様が協力して工事を進めることが大切です。 工事内容やスケジュールを事前に共有し、疑問や不安を早めに解消することで、工事期間中のトラブルを減らすことができます。 また、定期的な大規模修繕を実施することで、建物の劣化を最小限に抑えられ、大掛かりな補修工事を防ぐことにもつながります。 建物を長く安全に維持し、資産価値を守るためにも、計画的な修繕をおすすめします。 まとめ 大規模修繕では、足場の設置から解体まで約2〜4か月程度かかることが一般的です。 足場は単なる作業スペースではなく、作業員の安全確保や施工品質を維持するために欠かせない重要な設備です。 工事は、 ・事前準備・住民説明会 ・足場組立 ・高圧洗浄 ・下地補修 ・シーリング工事 ・外壁塗装 ・防水工事 ・完了検査 ・足場解体・お引き渡し という流れで進みます。 各工程にはそれぞれ重要な役割があり、一つひとつ丁寧に施工することで、建物の耐久性や資産価値を維持することができます。 工事期間中は、入居者様にもご不便をおかけする場面がありますが、事前のご案内や適切な情報共有を行うことで、不安や負担を軽減しながら工事を進めることが可能です。 リペアウィズでは、安全管理と施工品質はもちろん、入居者様への配慮も大切にしながら、一つひとつの現場に真摯に取り組んでいます。 藤沢市でアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事をご検討中の方は、ぜひお気軽にリペアウィズまでご相談ください。 足場についてさらに詳しく知りたい方はこちら 大規模修繕では、足場の設置期間だけでなく、費用や種類、防犯対策、工事中の注意点などを知っておくことも大切です。リペアウィズでは、足場に関するさまざまな情報を詳しくご紹介していますので、ぜひあわせてご覧ください。 足場の種類について詳しく知りたい方はこちら 建物の形状や工事内容によって使用する足場は異なります。それぞれの特徴やメリット・デメリットについては、こちらの記事で詳しく解説しています。 ▶ 「大規模修繕で使われる足場の種類とは?特徴・メリット・デメリットを徹底解説」 工事期間中によくいただくご質問はこちら 「洗濯物は干せる?」「窓は開けられる?」「エアコンは使える?」など、入居者様からよくいただくご質問をまとめています。 ▶ 「大規模修繕中に入居者様から多い質問Q&A|工事期間中の疑問や不安を解消!」 工事中の近隣への配慮についてはこちら 騒音や振動、臭いなど、大規模修繕では近隣への配慮も欠かせません。トラブルを未然に防ぐためのポイントについて詳しく解説しています。 ▶ 「大規模修繕で近隣トラブルを防ぐためのポイント|工事前に知っておきたい対策を解説」 足場費用について詳しく知りたい方はこちら 「足場費用はなぜ高いの?」「相場はどれくらい?」など、足場費用の仕組みやコストを抑えるポイントについて解説しています。 ▶ 「大家さん必見|足場費用はなぜ高い?コストの仕組み」 工事中の防犯対策についてはこちら 足場設置中は防犯対策も重要です。空き巣リスクを軽減するためのポイントやリペアウィズの取り組みについて詳しくご紹介しています。 ▶ 「大規模修繕中の防犯対策|足場設置で空き巣リスクは高くなる?」 2026年7月30日 更新
大規模修繕で近隣トラブルを防ぐためのポイント|工事前に知っておきたい対策を解説
こんにちは!リペアウィズです!! アパート・マンションの大規模修繕は、建物の資産価値を維持し、安全に長く住み続けるために欠かせない工事です。しかし、工事期間中は騒音や振動、塗料の臭い、工事車両の出入りなどにより、近隣の方へ少なからず影響を与えることがあります。 「工事の音がうるさい」 「駐車場の出入りがしづらい」 「塗料の臭いが気になる」 こうしたことが原因で、近隣トラブルに発展してしまうケースも少なくありません。 大規模修繕を円滑に進めるためには、工事の品質だけでなく、近隣の方への配慮も非常に重要です。 この記事では、大規模修繕で起こりやすい近隣トラブルの事例や、その原因、トラブルを未然に防ぐためのポイントについて詳しく解説します。 アパート・マンションの大規模修繕をご検討中のオーナー様や管理組合の皆様は、ぜひ参考にしてください。 大規模修繕で近隣トラブルが起こる理由 大規模修繕では、多くの職人が出入りし、建物全体に足場を設置して工事を進めます。 そのため、工事を行う建物だけでなく、周辺にお住まいの方にもさまざまな影響が及びます。 代表的なものとして、 ・足場の組立・解体時の騒音 ・高圧洗浄時の水しぶき ・塗料やシンナーの臭い ・工事車両の駐車 ・作業員の出入り ・ホコリや塗料の飛散 などがあります。 どれも工事には必要な工程ですが、事前の説明や配慮が不足すると、「聞いていなかった」「生活に支障が出た」といった不満につながることがあります。 そのため、工事開始前から近隣への配慮を徹底することが重要です。 よくある近隣トラブル① 騒音・振動 最も多いトラブルが、騒音や振動に関するものです。 特に、 ・足場の組立・解体 ・高圧洗浄 ・タイル補修 ・はつり作業 では、大きな音や振動が発生します。 在宅勤務をされている方や、小さなお子様、ご高齢の方がいらっしゃるご家庭では、大きなストレスになることもあります。 防ぐためのポイント 騒音トラブルを防ぐためには、事前のお知らせが重要です。 リペアウィズでは、 ・工事開始前のご挨拶 ・工程表の配布 ・騒音が大きい日の事前案内 などを行い、近隣の方にも工事内容を分かりやすくご説明しています。 また、作業時間についても一般的な施工時間内で行い、早朝や夜間の作業は原則として実施していません。 よくある近隣トラブル② 塗料やホコリの飛散 塗装工事や高圧洗浄では、塗料やホコリ、水しぶきなどが飛散する可能性があります。 十分な養生を行っていても、風向きなどによって近隣住宅へ影響を及ぼす可能性はゼロではありません。 そのため、 ・飛散防止シートの設置 ・窓の閉鎖のお願い など、さまざまな対策を行います。 また、工事当日の天候も確認しながら、安全に施工を進めています。 よくある近隣トラブル③ 工事車両による迷惑 大規模修繕では、足場材や塗料、防水材など、多くの資材を搬入します。 そのため、工事車両が一時的に道路へ停車することがあります。 道路が狭い住宅街では、 ・「車が通りにくい」 ・「駐車場へ入りづらい」 などのお声をいただく場合もあります。 防ぐためのポイント 工事車両はできるだけ交通の妨げにならない場所へ駐車し、必要以上に長時間停車しないよう管理しています。 また、交通量の多い道路では誘導員を配置するなど、安全対策も徹底しています。 よくある近隣トラブル④ 工事関係者のマナー 工事そのものではなく、職人の対応が原因でトラブルになるケースもあります。 例えば、 ・あいさつがない ・大きな声で話している ・タバコのマナーが悪い ・ゴミの管理が不十分 などです。 工事期間が長くなるほど、こうした日々の積み重ねが近隣の印象に大きく影響します。 防ぐためのポイント リペアウィズでは、施工品質だけでなく、現場でのマナーも重視しています。 近隣の方とすれ違った際のあいさつや、整理整頓、喫煙ルールの徹底など、基本的なマナーを大切にしながら工事を進めています。 工事前の近隣へのご挨拶がトラブル防止につながる 大規模修繕では、工事が始まる前の近隣へのご挨拶が非常に重要です。 工事が始まってから突然騒音や工事車両の出入りが始まると、「何の工事をしているのだろう」「いつまで続くのだろう」と不安や不満を抱かれることがあります。 しかし、事前に工事の内容や期間をお伝えしておくことで、近隣の方にも心の準備をしていただくことができ、トラブルを未然に防ぎやすくなります。 一般的には、工事開始の1週間から2週間前を目安に近隣へご挨拶を行います。 ご挨拶では、次のような内容をお伝えします。 ・工事の概要 ・工事期間 ・作業時間 ・施工会社名 ・緊急時の連絡先 あわせて、工事期間中は騒音や振動などでご迷惑をおかけする可能性があることを丁寧にお伝えし、ご理解とご協力をお願いすることが大切です。 リペアウィズでも、工事前には近隣の皆様へのご挨拶を行い、安心して工事期間を過ごしていただけるよう努めています。 入居者様や近隣住民とのコミュニケーションを大切にする 大規模修繕では、工事そのものだけでなく、コミュニケーションも重要なポイントです。 工事期間は数週間から数か月に及ぶこともあり、その間には予定変更や天候による工程の変更が発生する場合があります。 そのような際に何も説明がないと、不安や不信感につながってしまいます。 そのため、工事の進捗状況や予定変更については、できるだけ早くお知らせすることが大切です。 リペアウィズでは、工程表の配布や掲示板でのお知らせ、必要に応じた個別のご案内などを行い、入居者様や近隣の皆様に分かりやすく情報をお伝えしています。 また、ご質問やご相談をいただいた際には、迅速かつ丁寧な対応を心掛けています。 日頃からコミュニケーションを大切にすることで、安心感や信頼につながり、万が一トラブルが発生した場合でも円滑に対応しやすくなります。 トラブルが発生した場合は迅速な対応が重要 どれだけ事前に対策を行っていても、工事中には予期せぬトラブルが発生する可能性があります。 例えば、想定以上に騒音が大きかったこと、工事車両の出入りでご迷惑をおかけした、工事内容について誤解が生じたなど、さまざまなケースが考えられます。 このような場合に重要なのは、問題を放置しないことです。 まずは状況を確認し、相手のお話を丁寧に伺ったうえで、必要な対応を迅速に行います。 初期対応が遅れると、小さな問題が大きなトラブルへ発展してしまうこともあります。 誠実な対応を積み重ねることが、信頼関係を築くうえで最も大切です。 施工会社選びも近隣トラブル防止のポイント 近隣トラブルを防ぐためには、施工会社選びも重要です。 工事の品質や価格だけでなく、 ・現場管理がしっかりしているか ・近隣への配慮を行っているか ・入居者様への案内を丁寧に行っているか ・職人のマナー教育を実施しているか ・問題が発生した際の対応体制が整っているか といった点も確認しておくと安心です。 特に、大規模修繕は長期間にわたる工事となるため、施工会社の対応力やコミュニケーション能力が工事全体の満足度にも大きく影響します。 見積金額だけで判断するのではなく、これまでの施工実績や対応内容も比較しながら依頼先を選ぶことをおすすめします。 リペアウィズが大切にしている近隣への配慮 リペアウィズでは、「工事を行う建物だけでなく、その周辺にお住まいの皆様にも配慮すること」を大切にしています。 工事前には近隣へのご挨拶を行い、工事期間中も必要に応じてお知らせを配布するなど、情報共有を徹底しています。 また、現場では整理整頓や清掃を心掛け、工事車両の駐車方法や資材の管理、作業員のマナーについても指導を行っています。 万が一、お困りごとやご不明な点があった場合にも、現場担当者が迅速に対応できる体制を整えています。 工事の品質だけでなく、近隣の皆様にも安心していただける現場づくりを目指しています。 まとめ 大規模修繕では、騒音や振動、塗料の臭い、工事車両の出入りなどにより、近隣の方へご迷惑をおかけする可能性があります。 しかし、工事前のご挨拶や丁寧なご説明、日頃のコミュニケーションを大切にすることで、多くのトラブルは未然に防ぐことができます。 また、万が一トラブルが発生した場合でも、迅速かつ誠実に対応することが信頼関係を築くうえで重要です。 施工会社を選ぶ際には、工事の品質や価格だけでなく、近隣への配慮や現場管理の体制にも注目することをおすすめします。 リペアウィズでは、アパート・マンションの大規模修繕を安心してお任せいただけるよう、施工品質はもちろん、入居者様や近隣の皆様への配慮も大切にしながら工事を進めています。 藤沢市でアパート・マンションの大規模修繕や外壁塗装、防水工事をご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。 2026年7月29日 更新
大規模修繕中に入居者様から多い質問Q&A|工事期間中の疑問や不安を解消!
こんにちは!リペアウィズです!! アパート・マンションの大規模修繕では、建物を長く安全に維持するために外壁塗装や防水工事、タイル補修などを行います。しかし、工事期間中は足場の設置や作業音、ベランダの使用制限など、普段とは異なる生活環境になるため、入居者様からさまざまなご質問をいただきます。 「洗濯物は外に干せるの?」 「窓は開けても大丈夫?」 「工事中もエアコンは使える?」 「防犯面は大丈夫?」 このような疑問や不安を事前に解消することは、工事へのご理解とご協力につながります。 そこで今回は、大規模修繕中に入居者様から特によくいただくご質問と、その回答をQ&A形式でご紹介します。 アパート・マンションの大規模修繕をご検討中のオーナー様や管理組合の皆様は、ぜひ参考にしてください。 Q1.工事期間はどれくらいかかりますか? 建物の規模や工事内容によって異なりますが、一般的なアパートでは約1〜2か月、中規模マンションでは約2〜4か月程度が目安です。 工事期間中は、足場の設置から解体まで建物全体が囲われるため、普段とは異なる生活環境になります。 リペアウィズでは、事前に工程表をお配りし、各工程の予定をできるだけ分かりやすくお伝えしています。 工事全体の流れや足場の設置期間について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 ▶ 「藤沢市のマンション大規模修繕|工事の流れや費用、助成金まで徹底解説」 Q2.洗濯物は外に干せますか? 工事内容によって異なります。 高圧洗浄や外壁塗装、シーリング工事などを行う日は、水や塗料、ホコリなどが飛散する可能性があるため、ベランダへの洗濯物干しをご遠慮いただく場合があります。 一方で、すべての工事期間中に洗濯物が干せなくなるわけではありません。 工程によっては外干しが可能な日もありますので、事前のお知らせや掲示板をご確認ください。 リペアウィズでは、できるだけ早めに予定をご案内し、入居者様のご負担を軽減できるよう努めています。 Q3.窓は開けても大丈夫ですか? 工事内容によって異なります。 高圧洗浄や塗装工事では、水しぶきや塗料、粉じんなどが室内へ入る可能性があるため、窓を閉めていただくようお願いしています。 一方で、足場の組立や点検など、窓を開けても問題のない日もあります。 工程表やお知らせをご確認いただき、ご不明な点があれば現場担当者へお気軽にご相談ください。 Q4.工事中でもエアコンは使えますか? 基本的には使用できます。 ただし、室外機の周辺で作業を行う場合や、一時的に養生を行う場合は、短時間ご使用を控えていただくことがあります。 その際は事前にご案内いたしますので、ご安心ください。 真夏や真冬など、エアコンの使用が欠かせない時期には、できるだけ生活への影響を少なくできるよう工程を調整しながら施工を進めています。 Q5.工事中はベランダを使用できますか? 工事内容によっては、一時的にベランダの立ち入りをご遠慮いただく場合があります。 例えば、 ・外壁塗装 ・シーリング工事 ・防水工事 ・タイル補修 などでは、作業員がベランダ側で施工を行うことがあります。 また、工事開始前には、植木鉢や物干し台、収納ボックスなどの私物を室内へ移動していただくようお願いすることがあります。 安全に作業を進めるため、ご理解とご協力をお願いいたします。 Q6.作業員がベランダの近くで作業することはありますか? あります。 外壁塗装やシーリング工事、タイル補修などでは、作業員がベランダ前の足場で作業を行うことがあります。 そのため、カーテンを閉めるなど、プライバシー対策をお願いする場合があります。 リペアウィズでは、作業前の声掛けやマナー教育を徹底し、入居者様へできる限り配慮しながら施工を進めています。 Q7.工事中の防犯面は大丈夫ですか? 多くの入居者様が心配されるのが、防犯面についてです。 大規模修繕では建物の周囲に足場が設置されるため、普段よりも高層階へ移動しやすい環境になります。そのため、「空き巣に狙われやすくなるのでは?」と不安に感じる方も少なくありません。 実際に、工事期間中は防犯意識を高めることが大切です。 リペアウィズでは、 ・工事関係者の身分証・腕章の着用 ・現場責任者による出入り管理 ・足場出入口の管理 ・必要に応じた防犯カメラの設置 ・入居者様への施錠の呼びかけ など、防犯対策を徹底しています。 また、入居者様にも、 ・短時間の外出でも必ず施錠する ・ベランダ側の窓も確実に閉める ・補助錠を活用する といった対策をお願いしています。 工事期間中の防犯対策について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 ▶ 「大規模修繕中の防犯対策|足場設置で空き巣リスクは高くなる?」 Q8.騒音はどれくらい発生しますか? 工程によって騒音の大きさは異なります。 特に音が大きくなりやすいのは、 ・足場の組立・解体 ・高圧洗浄 ・タイル補修 ・はつり作業(コンクリートを削る作業) などです。 一方で、塗装作業やシーリング工事は比較的静かな工程です。 リペアウィズでは、騒音が発生しやすい作業については事前にお知らせを配布し、できるだけ生活への影響を少なくできるよう配慮しています。 また、作業時間は一般的に8時30分〜17時頃を目安としており、早朝や夜間に作業を行うことはありません。 Q9.駐車場や駐輪場は使えますか? 基本的にはご利用いただけます。 ただし、足場資材の搬入や高所作業車の使用、駐車場上部での作業などにより、一時的に車両の移動をお願いする場合があります。 その際は、 ・対象区画 ・移動日時 ・移動期間 ・代替駐車場所の有無 などを事前にご案内いたします。 駐輪場についても同様に、一時的な移動をお願いする場合がありますが、できる限り入居者様のご負担を少なくできるよう調整しています。 Q10.留守中でも工事は行われますか? はい、共用部や外壁の工事は留守中でも進められます。 大規模修繕の多くは建物の外側で行うため、通常はお部屋の中へ立ち入ることはありません。 ただし、 ・サッシまわりのシーリング工事 ・ベランダ内部の防水工事 ・室内側からの点検が必要な場合 などでは、事前に日程を調整したうえでご協力をお願いすることがあります。 無断で室内へ立ち入ることはありませんので、ご安心ください。 Q11.雨の日でも工事は行いますか? 雨の日でも行える作業と、行えない作業があります。 例えば、 ・足場の点検 ・共用部の養生 ・室内での準備作業 などは実施できる場合があります。 一方で、 ・外壁塗装 ・防水工事 ・シーリング施工 ・高圧洗浄 などは、雨天時には品質を確保できないため中止となることが一般的です。 そのため、天候によって工程が変更になる場合があります。 リペアウィズでは、安全性と施工品質を最優先に考え、無理な施工は行っておりません。 Q12.塗料の臭いはしますか? 塗装工事では、塗料特有の臭いを感じることがあります。 近年は低臭タイプの塗料も増えていますが、完全に無臭というわけではありません。 臭いが気になる場合は、 ・作業時間帯を確認する ・窓を閉める ・換気のタイミングを調整する などの対策がおすすめです。 特に小さなお子様やペットがいらっしゃるご家庭では、気になることもあるかと思いますので、ご不安な点があれば現場担当者へお気軽にご相談ください。 入居者様の不安を減らすために大切なこと 大規模修繕では、「何をされるか分からない」という不安が最も大きなストレスにつながります。 そのため、 ・工事内容を事前に説明する ・工程表を共有する ・騒音や使用制限の日程を知らせる ・質問しやすい窓口を設ける ことが非常に重要です。 リペアウィズでは、住民説明会や掲示板、お知らせの配布などを通じて、入居者様とのコミュニケーションを大切にしています。 まとめ 大規模修繕中は、 ・洗濯物 ・窓の開閉 ・ベランダの使用 ・騒音 ・防犯 ・駐車場 ・エアコンの使用 など、さまざまな疑問や不安が生まれます。 しかし、工事内容やスケジュールを事前に把握しておくことで、多くの不安は軽減できます。 リペアウィズでは、安全で高品質な施工はもちろん、入居者様への丁寧なご案内や配慮を大切にしながら工事を進めています。 藤沢市でアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事をご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。 2026年7月28日 更新
大規模修繕で使われる足場の種類とは?特徴・メリット・デメリットを徹底解説
こんにちは!リペアウィズです!! アパート・マンションの大規模修繕をご検討中のオーナー様や管理組合の皆様から、 「足場にはどんな種類があるの?」 「建物によって足場は変わるの?」 「どの足場でも同じように工事できるの?」 といったご質問をいただくことがあります。 大規模修繕では、高所で安全に作業を行うために足場の設置が欠かせません。しかし、一口に足場といってもさまざまな種類があり、建物の高さや形状、周辺環境、工事内容によって最適な足場は異なります。 足場は作業員が安全に作業を行うためだけの設備ではありません。作業効率を高め、施工品質を維持し、工事全体をスムーズに進めるためにも重要な役割を担っています。 この記事では、大規模修繕で使用される代表的な足場の種類や特徴、それぞれのメリット・デメリット、建物に適した足場の選び方について詳しく解説します。 アパート・マンションの大規模修繕をご検討中の方は、ぜひ参考にしてください。 大規模修繕で足場が必要な理由 大規模修繕では、外壁塗装やシーリング工事、防水工事、タイル補修など、多くの工程で高所作業が必要になります。 そのため、作業員が安全に移動し、安定した姿勢で施工を行うための足場が欠かせません。 もし足場がなければ、作業中の転落事故のリスクが高まるだけでなく、細かな補修や塗装を丁寧に行うことが難しくなります。その結果、施工品質の低下や工期の遅れにつながる可能性もあります。 また、足場には飛散防止シートを取り付けることで、塗料やホコリ、水しぶきなどが近隣へ飛散するのを防ぐ役割もあります。作業員だけでなく、入居者様や近隣の方々の安全を守るためにも、足場は重要な設備です。 大規模修繕で使用される主な足場の種類 大規模修繕で使用される足場は、大きく分けて次の4種類があります。 ・くさび緊結式足場(ビケ足場) ・枠組足場 ・単管足場 ・次世代足場 それぞれ特徴や適した建物が異なるため、詳しく見ていきましょう。 くさび緊結式足場(ビケ足場) 現在、アパートや3~5階程度までの中低層マンションで最も多く採用されているのが、くさび緊結式足場です。 「ビケ足場」という名称で呼ばれることも多く、住宅街でもよく見かける足場です。 部材同士を「くさび」と呼ばれる金具で固定して組み立てる構造になっており、比較的短時間で設置・解体できることが特徴です。 メリット くさび緊結式足場には、次のようなメリットがあります。 ・組立・解体が比較的早い ・建物の形状に合わせて柔軟に設置できる ・作業スペースが広く、施工しやすい ・安全性が高い ・コストを抑えやすい アパートや一般的なマンションでは建物の形状がさまざまですが、くさび緊結式足場は対応力が高く、多くの現場で採用されています。 デメリット 一方で、組立や解体時にはハンマーで部材を固定するため、「カンカン」「コンコン」といった金属音が発生します。 そのため、足場組立日や解体日は一時的に騒音が発生しますが、安全な足場を設置するためには欠かせない工程です。 また、高層マンションでは使用できないケースもあり、建物の高さによっては別の足場を採用することがあります。 リペアウィズでも、アパートや中低層マンションの大規模修繕では、くさび緊結式足場を採用するケースが多く、安全性と施工性を考慮した足場計画を行っています。 枠組足場 枠組足場は、高層マンションやビルなど、大規模な建物で多く採用される足場です。 鋼製の枠を組み合わせて設置するため、非常に強度が高く、高い場所でも安定した作業環境を確保できます。 建設現場で建物全体を囲うように設置されている大型の足場を見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。 メリット 枠組足場の最大の特徴は、高い安全性と耐久性です。 部材が頑丈なため、高層建築物でも安定した施工が可能で、重量のある資材や工具を使用する工事にも適しています。 また、作業床が広く確保できるため、多人数での作業にも向いています。 デメリット 一方で、部材が大きく重量もあるため、搬入や組立には広いスペースが必要です。 住宅が密集している場所や敷地が狭い現場では設置が難しい場合もあります。 また、くさび緊結式足場と比べると施工コストが高くなる傾向があります。 単管足場 単管足場は、「単管パイプ」と呼ばれる鋼管をクランプ(金具)で固定しながら組み立てる足場です。構造がシンプルなため、狭い場所や複雑な形状の建物でも柔軟に対応できることが特徴です。 以前は住宅や小規模な工事でも多く使用されていましたが、現在の大規模修繕では、安全性や作業性の面から、くさび緊結式足場や枠組足場が採用されるケースが増えています。 メリット 単管足場には、次のようなメリットがあります。 ・狭い敷地でも設置しやすい ・複雑な建物形状にも対応しやすい ・必要な範囲だけ設置できる ・小規模な補修工事に適している 建物と隣地との距離が非常に近い場合や、部分的な補修工事では、単管足場が選ばれることがあります。 デメリット 一方で、作業床が狭くなることがあり、作業性は他の足場に比べて劣る場合があります。 また、施工方法によっては十分な作業スペースを確保しにくく、長期間にわたる大規模修繕では効率が下がることもあります。 そのため、建物全体を修繕する工事では、他の足場が採用されることが多くなっています。 次世代足場 近年、大規模修繕で採用される機会が増えているのが「次世代足場」です。 次世代足場は、従来の足場をさらに改良したもので、安全性や作業性を高めることを目的に開発されました。 作業床が広く、手すりなどの安全設備も充実しているため、作業員が安定した姿勢で施工できる環境を確保できます。 メリット 次世代足場には、以下のような特徴があります。 ・作業床が広く、安全に移動できる ・転落防止設備が充実している ・作業効率が向上しやすい ・長時間の作業でも負担が少ない 近年は労働安全衛生法の改正により、安全対策への意識が高まっています。そのため、施工会社によっては積極的に次世代足場を採用するケースも増えています。 デメリット 一方で、新しいシステムのため、従来の足場より費用が高くなる場合があります。 また、保有している施工会社が限られるため、現場によっては採用できないケースもあります。 しかし、安全性や作業品質の向上という点では、大きなメリットがある足場といえるでしょう。 建物に適した足場はどのように選ばれる? 足場は「どの種類でも同じ」というわけではありません。 施工会社は、建物ごとに現地調査を行い、さまざまな条件を確認したうえで最適な足場を選定しています。 主な判断基準は次のとおりです。 ・建物の高さ ・建物の形状 ・敷地の広さ ・隣地との距離 ・前面道路の状況 ・工事内容 ・周辺環境 例えば、2~3階建てのアパートでは、柔軟性が高く施工性にも優れた「くさび緊結式足場」が採用されることが多くあります。 一方で、高層マンションでは、強度や安定性に優れた「枠組足場」が適しています。 また、敷地が狭い建物や一部のみ補修を行う工事では、「単管足場」が採用されることもあります。 このように、建物ごとの条件を考慮し、安全性・施工性・効率性のバランスを見ながら足場を選定しています。 足場の種類によって費用は変わる? 足場の種類によって、工事費用が変わる場合があります。 例えば、設置や解体に時間がかかる足場や、特殊な部材を使用する足場は、その分人件費や材料費が増えることがあります。 ただし、費用だけを基準に足場を選ぶことはおすすめできません。 安全性や作業効率が低い足場では、工期が長引いたり、施工品質に影響が出たりする可能性もあります。 そのため、大規模修繕では、建物に適した足場を選ぶことが、結果的にコストパフォーマンスの向上にもつながります。 足場費用の内訳や相場について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 ▶ 「大家さん必見|足場費用はなぜ高い?コストの仕組み」 足場工事で重視すべきなのは価格より安全性 「少しでも工事費用を抑えたい」と考えるオーナー様は多くいらっしゃいます。 しかし、足場は大規模修繕全体の安全性と施工品質を支える重要な設備です。 価格だけを重視してしまうと、安全対策が十分でなかったり、作業効率が低下したりする可能性があります。 また、施工中だけでなく、工事期間中は入居者様や近隣の方への配慮も欠かせません。 騒音対策や飛散防止、防犯対策なども含めて、総合的に現場を管理できる施工会社を選ぶことが大切です。 リペアウィズでは、安全管理を徹底するとともに、入居者様へのご案内や現場でのマナーにも配慮しながら工事を進めています。 足場設置中の配慮や安全対策については、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。 ▶ 「大規模修繕の足場においての配慮や注意とは?」 まとめ 大規模修繕で使用される足場には、それぞれ異なる特徴があります。 くさび緊結式足場:アパートや中低層マンションで多く採用され、施工性とコストのバランスに優れている 枠組足場:高層マンションや大型建築物に適し、強度や安全性が高い 単管足場:狭い場所や部分的な工事に適している 次世代足場:安全性や作業効率に優れ、近年採用が増えている 足場は単なる仮設設備ではなく、作業員の安全確保はもちろん、施工品質や工事全体の効率にも大きく関わる重要な設備です。 そのため、建物の高さや形状、工事内容、周辺環境などを考慮し、それぞれの現場に最適な足場を選定することが大切です。 リペアウィズでは、現地調査を丁寧に行い、建物ごとの状況に合わせた最適な足場計画をご提案しています。 藤沢市でアパート・マンションの大規模修繕や外壁塗装、防水工事をご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。 2026年7月27日 更新
空室対策で入居率を上げる方法|募集条件の見直しから大規模修繕まで徹底解説
こんにちは!リペアウィズです!! アパート・マンションを所有しているオーナー様の中には、 「なかなか空室が埋まらない」 「築年数が古くなり、以前より入居が決まりにくくなった」 「空室対策として何から始めればよいか分からない」 このようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。 空室対策というと、家賃を下げたり、大規模なリフォームを行ったりすることを思い浮かべる方も少なくありません。しかし、実際には募集条件の見直しや外観・共用部の改善、室内設備の更新、大規模修繕など、建物の状況や地域のニーズに合わせて優先順位を付けながら対策を進めることが大切です。 また、近年はライフスタイルや住まいに求められる条件が変化しており、築年数が経過した物件でも、適切なメンテナンスや魅力づくりを行うことで、十分に競争力を高めることができます。 この記事では、空室対策の基本となる募集条件の見直しから、建物の印象を左右する外観・共用部の改善、入居者に選ばれる室内づくり、さらに入居率向上につながる大規模修繕まで、オーナー様に知っていただきたいポイントを5つに分けてご紹介します。 それぞれの内容は概要をまとめていますので、さらに詳しく知りたい方は各記事もあわせてご覧ください。 空室対策は募集条件の見直しから始めよう 空室対策というと、リフォームや設備交換など大掛かりな工事をイメージされる方も多いかもしれません。しかし、まず見直したいのが「募集条件」です。家賃や礼金・敷金、契約条件などを長年変更していない場合、周辺物件との競争力が低下している可能性があります。 近年はライフスタイルや住まいに求められる条件が大きく変化しています。テレワークの普及やペット需要の増加、外国人居住者の増加など、地域によって求められるニーズもさまざまです。以前は人気だった条件でも、現在では選ばれにくくなっていることも少なくありません。 まずは賃貸情報サイトで近隣物件の募集条件を確認し、自身の物件と比較してみましょう。不動産会社へ相談し、現在どのような設備や条件が求められているのかを把握することも重要です。また、周辺環境の変化や入居者層を調査することで、ターゲットに合わせた募集条件へ見直すことができます。 募集条件の改善は比較的費用を掛けずに取り組める空室対策の一つです。しかし、募集条件だけでは競合物件との差別化が難しいケースもあります。その場合は建物そのものの魅力を高める対策も必要になります。 募集条件の見直し方やペット可物件への変更など、具体的な空室対策については、こちらの記事で詳しく解説しています。 ▶「【空き家対策】選ばれる建物とは?まずは募集条件の確認をしてみましょう!」 建物の第一印象を左右する外観・共用部の改善 募集条件を見直した後は、建物そのものの印象にも目を向けることが大切です。どれだけ魅力的な募集条件を設定していても、外観や共用部が古びた印象では、入居希望者の関心を引くことは難しくなります。 賃貸物件では、入居希望者が最初に目にするのが建物の外観です。外壁の色あせや汚れ、ひび割れ、コケの発生などが目立つと、「建物の管理が行き届いていない」という印象を与えてしまうことがあります。反対に、外壁がきれいに塗装され、共用部まで清潔に保たれている建物は、それだけで管理状態の良さや安心感を感じてもらいやすくなります。 外観の印象を改善する方法としては、外壁塗装や屋根のメンテナンス、防水工事などの大規模修繕が挙げられます。また、外壁の色選びも重要なポイントです。周囲の景観と調和した落ち着いた色合いや、清潔感のあるデザインを採用することで、築年数を感じさせにくい印象を与えることができます。近年では、ベージュやグレーを基調としたシンプルなデザインや、アクセントカラーを取り入れた外観も人気があります。 さらに、共用部の環境づくりも入居率に大きく影響します。エントランスや廊下、階段などは、入居者が毎日利用する場所です。照明が暗かったり、汚れが目立っていたりすると、建物全体の印象が悪くなってしまいます。照明をLEDへ交換する、植栽を整える、掲示板やポストを新しくするなど、比較的取り組みやすい改善でも印象は大きく変わります。 物件によっては、共用スペースにベンチや観葉植物を設置したり、デザイン性のある照明を採用したりすることで、より魅力的な空間を演出することもできます。こうした工夫は、建物の資産価値を高めるだけでなく、既存入居者の満足度向上にもつながります。 外観や共用部の改善は、「この物件に住みたい」と感じてもらうための第一歩です。築年数が経過した物件でも、適切なメンテナンスとデザインの工夫によって、競合物件との差別化を図ることは十分可能です。 外壁塗装や色選びのポイント、共用部を魅力的に見せる具体的な方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。 ▶「入居率改善のポイント!不動産価値を上げるための、外観美化と共用エリアの秘訣」 入居者に選ばれる室内づくりで空室対策を強化する 外観や共用部の印象が良くなり、入居希望者に内見してもらえたとしても、室内の印象が期待を下回ってしまうと契約にはつながりません。空室対策では、建物の外観だけでなく、実際に生活する室内空間の魅力を高めることも重要です。 築年数が経過したアパートやマンションでは、設備自体はまだ使用できる状態でも、デザインや色合いが古く見えてしまうことがあります。入居希望者は複数の物件を比較しているため、第一印象だけでなく、部屋全体の明るさや清潔感、使いやすさも重要な判断材料になります。 特に印象を大きく左右するのが、床材・壁紙・建具です。これらは室内の大部分を占めるため、張り替えやリフォームを行うことで、部屋全体の雰囲気を大きく変えることができます。近年では、明るい木目調の床材や、耐久性に優れた塩ビタイルを採用する物件も増えています。また、壁紙は白を基調としながら、一面だけアクセントクロスを取り入れることで、おしゃれで落ち着いた空間を演出できます。 キッチンや浴室、トイレなどの水回りも、入居希望者が特に気にするポイントです。すべてを交換しなくても、建具や扉を交換したり、水栓や照明を新しくしたりするだけでも印象は大きく改善されます。設備の状態に合わせて優先順位を決め、費用対効果を考えながらリフォームを進めることが大切です。 さらに、現在の賃貸市場では設備面も重要な差別化ポイントになっています。無料Wi-Fiや宅配ボックス、浴室乾燥機、LED照明などは、多くの入居希望者から需要が高く、物件選びの決め手になることもあります。すべてを一度に導入する必要はありませんが、ターゲットとなる入居者層に合わせて設備を見直すことで、物件の競争力を高めることができます。 室内リフォームは、単に新しくすることが目的ではありません。「この部屋なら快適に暮らせそう」と感じてもらえる空間づくりが重要です。流行を取り入れながらも、多くの人に受け入れられるデザインを意識することで、長期的な入居率の向上につながります。 床材や壁紙の選び方、建具のリフォーム、水回り設備の改善事例など、室内を魅力的にする具体的な方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。 ▶「入居率改善のポイント!賃貸内装の魅力を高めて空室対策をする方法」 空室対策で見落とされがちな「管理状態」の重要性 空室対策というと、家賃の見直しやリフォーム、大規模修繕などに目が向きがちですが、実際には建物の日常的な管理状態も入居希望者に大きな影響を与えます。 物件を探している人は、インターネットで写真を見たあと、実際に現地へ足を運んで建物を確認します。その際、最初に目に入るのはエントランスや共用廊下、駐輪場、ゴミ置場などの共用部分です。 外壁を塗り替えたばかりでも、共用部分にゴミが散乱していたり、雑草が伸び放題になっていたりすると、「管理が行き届いていない建物」という印象を与えてしまいます。 反対に、築年数が経過した物件でも、共用部分が清潔に保たれ、照明や掲示板などが整っている建物は、「大切に管理されている物件」と感じてもらいやすくなります。 共用部分は物件全体の印象を左右する 入居希望者は室内だけではなく、建物全体を見ています。 例えば、 ・エントランス ・廊下 ・階段 ・駐輪場 ・ゴミ置場 ・郵便受け ・宅配ボックス ・植栽 などは、生活の中で毎日利用する場所です。 照明が切れたままになっていたり、郵便受けが破損していたりすると、安全性や管理体制に不安を感じる方も少なくありません。 逆に、定期的な清掃やメンテナンスが行われている建物は、それだけで安心感につながります。 定期的な清掃だけでも印象は大きく変わる 大掛かりな工事を行わなくても、共用部分の清掃を徹底するだけで建物の印象は大きく改善します。 例えば、 ・高圧洗浄による床清掃 ・クモの巣や汚れの除去 ・ガラス清掃 ・手すりや照明の拭き掃除 ・雑草や植栽の手入れ などは比較的低コストで実施できます。 特に内見時は数分程度で物件の印象が決まることも多いため、第一印象を良くすることは空室対策として非常に重要です。 小さな補修の積み重ねが大切 管理状態を良く見せるためには、小さな不具合を放置しないことも重要です。 例えば、 ・手すりのサビ ・タイルの欠け ・シーリングの切れ ・階段のひび割れ ・共用灯の故障 こうした軽微な劣化でも、そのまま放置すると建物全体が古く見えてしまいます。 さらに、劣化が進行すると補修費用も高額になるため、早めの対応が結果的にコスト削減につながります。 建物管理は長期的な資産価値にも影響する 適切な管理を継続することは、入居率だけではなく建物の資産価値を維持することにもつながります。 定期点検や計画的な修繕を行うことで、大規模な劣化を未然に防ぎ、建物を長く良好な状態で維持することができます。 また、既存の入居者満足度も高まり、長期入居につながる可能性も高くなります。 空室対策は新しい入居者を募集するためだけではなく、現在住んでいる入居者に「これからも住み続けたい」と感じてもらうことも重要な目的です。 建物全体を日頃から良好な状態に保つことで、退去率の低下や安定した賃貸経営にもつながっていきます。 入居率を高めるために大規模修繕で優先すべきポイント 募集条件の見直しや外観・室内の改善を進める中で、建物全体の老朽化が目立つ場合には、大規模修繕も視野に入れる必要があります。築20年以上経過したアパートやマンションでは、見た目だけでなく、防水性能や安全性など建物の機能そのものが低下しているケースも少なくありません。 大規模修繕は「建物をきれいにする工事」というイメージを持たれがちですが、本来は建物の資産価値を維持し、長く安全に使用するための重要な工事です。その結果として建物の印象が向上し、入居希望者から選ばれやすい物件につながります。 ただし、予算に限りがある中ですべてを一度に修繕することは現実的ではありません。そのため、優先順位を決めて計画的に進めることが重要です。 まず優先したいのが、外壁や屋上、バルコニーなどの防水・外装工事です。外壁のひび割れや塗膜の劣化、防水層の傷みを放置すると、雨漏りや躯体の劣化につながり、修繕費用がさらに大きくなる可能性があります。建物の寿命を延ばすためにも、劣化が進行する前の対応が大切です。 次に重要なのが、安全性に関わる部分の点検・補修です。手すりや階段、廊下、タイルの浮きなどは、事故につながる恐れがあるため、優先的な対応が求められます。入居者が安心して暮らせる環境を維持することは、長期入居にもつながる重要なポイントです。 さらに、近年は設備面の充実も物件選びの大きな判断基準となっています。無料インターネットや宅配ボックス、防犯カメラ、オートロックなど、ターゲット層に合わせた設備を導入することで、競合物件との差別化を図ることができます。 一方で、高額な設備を導入すれば必ず入居率が上がるというわけではありません。地域の家賃相場や入居者ニーズに合わない設備は、投資した費用を回収できない可能性もあります。大規模修繕では、「必要な工事」と「入居率向上につながる工事」のバランスを考えながら、費用対効果を意識した計画を立てることが重要です。 また、工事後も定期的な点検やメンテナンスを継続することで、建物の美観や性能を維持しやすくなります。計画的な維持管理は、将来的な修繕費用の抑制にもつながるため、長期的な賃貸経営を考えるうえで欠かせません。 大規模修繕の優先順位や、入居率向上につながる修繕内容、費用対効果を考えた修繕計画については、こちらの記事で詳しく解説しています。 ▶「大規模修繕で入居率は上がる?オーナーがやるべき優先順位とは」 築20年以上の物件でも選ばれる外観デザインをつくる 築年数が経過したアパートやマンションでは、「古いから入居が決まりにくい」と考えられることがあります。しかし、実際には築年数だけで物件の価値が決まるわけではありません。適切な大規模修繕とデザインの工夫を行うことで、築20年以上の物件でも十分に競争力を高めることができます。 入居希望者は、物件情報サイトの写真や現地での第一印象から「住みたいかどうか」を判断しています。そのため、外観の印象は入居率を左右する重要な要素です。外壁の色あせや汚れ、古いデザインのままでは、室内を見る前に候補から外されてしまう可能性もあります。 外観を改善する際に重要なのは、「新しくすること」だけではなく、「時代に合ったデザインにすること」です。例えば、明るいベージュやグレーなどの落ち着いた色合いは、清潔感があり、多くの人に好まれる傾向があります。また、ツートンカラーを取り入れることで建物に立体感が生まれ、築年数を感じさせにくい印象を与えることができます。 さらに、建物全体の印象は外壁だけでは決まりません。エントランスや共用廊下、郵便受け、照明、植栽などの共用部も、物件の印象を大きく左右します。照明をLEDへ交換したり、古くなったサインやポストを更新したりするだけでも、建物全体が明るく清潔な印象になります。こうした細かな改善は、比較的コストを抑えながら実施できるため、費用対効果の高い空室対策の一つです。 一方で、デザイン性ばかりを重視した大規模修繕は注意が必要です。個性的すぎる配色やデザインは、好みが分かれてしまうことがあります。また、高額な工事を行っても、地域の家賃相場に見合わなければ投資を回収することは難しくなります。ターゲットとなる入居者層や周辺環境を考慮し、多くの人に受け入れられるデザインを選ぶことが大切です。 また、施工会社選びも大規模修繕を成功させる重要なポイントです。施工品質や提案力によって仕上がりは大きく変わるため、複数社から見積もりを取り、施工実績やアフターフォローまで含めて比較検討することをおすすめします。 築年数が経過した物件でも、建物の魅力を最大限に引き出すことで、入居希望者から選ばれる物件へと生まれ変わることができます。長期的な賃貸経営を安定させるためにも、建物の資産価値を維持・向上させる視点で大規模修繕を進めていきましょう。 築20年以上のアパート・マンションで選ばれる外観づくりや、デザイン改善のポイントについては、こちらの記事で詳しく解説しています。 ▶「築20年以上のアパートでも選ばれる外観とは?入居率を上げるデザイン改善のコツ」 まとめ 空室対策は、一つの方法だけを実施すれば効果が出るものではありません。募集条件の見直しから始まり、外観や共用部の改善、室内のリフォーム、そして建物全体の資産価値を維持するための大規模修繕まで、それぞれの対策を組み合わせることで、より高い効果が期待できます。 近年は、入居者が物件に求める条件も多様化しています。家賃だけではなく、建物の清潔感やデザイン性、設備の充実度、安全性など、さまざまな要素を総合的に比較して入居先を選ぶ時代です。そのため、「築年数が古いから仕方ない」と諦めるのではなく、現在のニーズに合わせて建物をアップデートしていくことが重要です。 また、すべてを一度に改善する必要はありません。まずは募集条件や現状を把握し、建物の劣化状況や入居者ニーズを踏まえながら、優先順位を決めて計画的に取り組むことで、無理なく効果的な空室対策を進めることができます。 リペアウィズでは、アパート・マンションの大規模修繕や外壁塗装、防水工事だけではなく、空室対策につながる建物の改善についてもご提案しています。「何から始めればいいか分からない」「修繕が必要か診断してほしい」とお考えのオーナー様も、お気軽にご相談ください。 建物の状況やご予算、ご要望に合わせた最適なプランをご提案し、長期的な資産価値の維持と入居率向上をサポートいたします。 2026年7月25日 更新
外壁のひび割れは放置厳禁!大規模修繕で知っておきたい劣化症状と補修のポイント
こんにちは!リペアウィズです。 マンションやアパートは、日々紫外線や風雨、気温の変化、地震などの影響を受けています。そのため、築年数が経過すると外壁や屋根、防水層などに少しずつ劣化が現れます。 その中でも特に注意したいのが、**外壁に発生するクラック(ひび割れ)**です。 「細いひびだから問題ないだろう」「見た目だけの問題では?」と思われる方も少なくありません。しかし、小さなクラックでも放置することで雨水が建物内部へ侵入し、鉄筋の腐食や雨漏り、タイルの浮き・剥離など、建物全体へ大きな影響を及ぼす可能性があります。 また、窓サッシ周辺やタイル外壁は建物の中でも特に雨水が浸入しやすい部分です。初期段階で適切な補修を行えば比較的少ない費用で済むケースでも、放置期間が長くなるほど修繕範囲が広がり、大規模修繕の費用も増加してしまいます。 建物を長く安全に維持し、資産価値を守るためには、劣化のサインを正しく理解し、適切なタイミングで点検・補修を行うことが重要です。 今回は、クラック補修やタイル補修の必要性、窓サッシ周辺の劣化、クラックが引き起こす悪化現象、そして早期修繕のメリットについて分かりやすくご紹介します。 それぞれのテーマについては詳しく解説した記事もありますので、気になる内容がありましたらぜひあわせてご覧ください。 大規模修繕でクラック補修・タイル補修が重要な理由 建物の外壁は、毎日紫外線や風雨、寒暖差、地震などの影響を受けています。そのため、築年数の経過とともにクラック(ひび割れ)やタイルの浮き・剥離といった劣化が発生します。 一見すると小さなひび割れでも、そこから雨水や湿気が建物内部へ侵入すると、コンクリート内部の鉄筋が腐食し始めます。鉄筋は錆びることで膨張し、周囲のコンクリートを押し出して「爆裂」と呼ばれる現象を引き起こすことがあります。ここまで劣化が進行すると補修範囲は大きくなり、修繕費用も増加してしまいます。 また、タイル外壁では接着力の低下によってタイルが浮いたり剥がれたりすることがあります。放置すると落下事故につながる危険性があり、安全面からも早めの点検・補修が欠かせません。 こうした劣化は建物の耐久性だけでなく、美観や資産価値にも大きく影響します。大規模修繕では建物全体を調査し、必要な箇所を適切に補修することで、将来的な大きな修繕を防ぐことができます。 クラックやタイル補修には劣化状況に応じた補修方法があり、症状によって最適な施工方法は異なります。 クラック補修やタイル補修の必要性、爆裂現象やタイル浮きが起こる原因については、こちらの記事で詳しく解説しています。 ▶ 「大規模修繕でのクラックの放置は危険?クラック補修・タイル補修の必要性」 窓サッシ周辺のひび割れは建物内部の劣化につながる 外壁に発生するクラックと同様に、見落とされやすい劣化の一つが窓サッシ周辺のひび割れです。窓サッシまわりは外壁の中でも雨水が集中しやすい部分であり、小さなひび割れであっても建物内部へ水が浸入するリスクが高い場所です。 一見すると細いひび割れであっても、そのまま放置すると雨水や湿気が外壁内部へ入り込み、建物の構造部分へ少しずつダメージを与えてしまいます。特にサッシ周辺は外壁材とサッシが接する部分であるため、建物の動きや経年劣化によってひび割れが発生しやすく、防水性能が低下しやすい箇所でもあります。 侵入した雨水は、外壁材の裏側や断熱材、下地材へと浸透し、木材や構造部材を湿らせる原因になります。さらに冬場には、浸入した水分が凍結と融解を繰り返すことでひび割れが拡大し、外壁材の破損や剥離につながるケースもあります。このような状態まで進行すると、塗装だけでは補修できず、外壁材の張り替えなど大掛かりな工事が必要になる場合も少なくありません。 また、窓サッシは建物の外部と内部をつなぐ部分であるため、水が侵入すると室内側へ影響が及ぶこともあります。壁紙の浮きやシミ、カビの発生だけでなく、床下や土台まで水分が到達することで建物全体の耐久性を低下させる原因となります。 木造住宅や木造アパートでは、湿気を含んだ木材は腐朽菌が繁殖しやすくなり、さらにシロアリ被害を招くリスクも高まります。シロアリは湿った木材を好むため、雨水の浸入を放置すると柱や土台が内部から食害され、建物の強度が低下する可能性があります。鉄骨造やRC造であっても、下地材や内装材への影響、カビの発生など、建物の快適性や耐久性を損なう原因になります。 このような劣化は、初期段階では外から見えにくく、気付いたときには内部まで被害が広がっているケースも少なくありません。そのため、大規模修繕では外壁だけでなく、窓サッシ周辺やシーリング材の状態まで含めて点検を行い、必要に応じて補修することが重要です。 窓サッシ周辺のひび割れは、一見小さな劣化に見えても、雨水の浸入や内部腐食、シロアリ被害など建物全体へ大きな影響を及ぼす可能性があります。建物の耐久性や資産価値を維持するためにも、早期発見と適切な補修を行うことが大切です。 窓サッシ周辺のひび割れが発生する原因や、放置した場合の劣化事例、補修方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。 ▶ 「放置危険!窓サッシのひび割れがもたらす建物の脅威」 クラック(ひび割れ)を放置すると建物の劣化はさらに進行する 外壁に発生したクラックは、放置する期間が長くなるほど建物内部の劣化を進行させます。初期段階では見た目に大きな変化がなくても、雨水や湿気が少しずつ建物内部へ浸入し、コンクリートや鉄筋などの構造部分に悪影響を与える可能性があります。 クラックが発生する原因はさまざまで、乾燥収縮や経年劣化、地震による揺れ、地盤の動き、施工時の条件などが挙げられます。また、クラックには細かな「ヘアクラック」や、構造に影響を及ぼす「構造クラック」など複数の種類があり、それぞれ補修方法や緊急性が異なります。そのため、見た目だけで判断せず、専門業者による点検を受けることが大切です。 特に注意したいのが、クラックから浸入した雨水による内部劣化です。コンクリート内部の鉄筋が錆びると膨張し、周囲のコンクリートを押し出してひび割れをさらに大きくします。そのまま進行すると、コンクリートが剥がれ落ちる爆裂現象や、白華現象(エフロレッセンス)などの劣化症状が現れることもあります。 また、外壁のクラックは建物の耐久性だけでなく、美観にも大きく影響します。汚れやコケ、カビ、雨だれなどの劣化症状と重なることで、建物全体が古く管理されていない印象を与えてしまいます。マンションやアパートでは第一印象が入居率にも影響するため、外観を良好な状態に維持することは資産価値を守るうえでも重要なポイントです。 劣化が進行してから修繕を行うと、補修範囲が広がるだけでなく、足場や下地補修なども必要となり、工事費用が大きくなる傾向があります。一方で、クラックが小さいうちに補修を行えば、建物内部への雨水の浸入を防ぎ、将来的な大規模修繕の負担を軽減することができます。 建物を長く安全に維持するためには、「まだ小さいひび割れだから大丈夫」と考えず、劣化の初期段階で適切な点検と補修を行うことが大切です。定期的な建物診断を実施することで、目に見えない劣化も早期に発見でき、結果として修繕コストの削減にもつながります。 クラックの種類や発生原因、放置することで起こる悪化現象については、こちらの記事で詳しく解説しています。 ▶ 「クラック(ひび割れ)を放置してしまうと起こる悪化現象!」 外壁の傷やひび割れは早期修理が建物を長持ちさせるポイント 外壁に発生した傷やひび割れは、時間の経過とともに少しずつ劣化が進行します。初期の段階では目立たない症状でも、放置することで建物内部へ雨水が浸入し、構造部分にまで影響を及ぼす可能性があります。そのため、大規模修繕では劣化の進行状況を正しく把握し、適切なタイミングで修理を行うことが重要です。 劣化は大きく分けて「初期」「中期」「後期」の3段階で進行します。初期段階では、塗膜の劣化や細かなひび割れが発生し、防水性能が少しずつ低下していきます。この時点で適切な補修を行えば、比較的小規模な工事で対応できるケースが多く、修繕費用を抑えられる可能性があります。 しかし、そのまま放置すると中期段階へ進み、雨水が外壁内部へ浸入してコンクリートや鉄筋の劣化が始まります。鉄筋が錆びて膨張するとコンクリートを押し出し、外壁の剥離や爆裂現象を引き起こす原因になります。建物の耐久性にも影響が現れ始め、この段階では部分補修だけでは対応できないケースも少なくありません。 さらに劣化が進行した後期段階では、外壁材の剥落や内部腐食が進み、建物全体の安全性に関わる問題へ発展することがあります。外壁材の落下は歩行者や入居者への事故につながる恐れもあり、大規模修繕が必要となる可能性が高まります。修繕範囲が広がることで工事期間や費用も増加し、建物への負担も大きくなります。 こうした事態を防ぐためには、定期的な建物診断を行い、劣化を早期に発見することが大切です。建物診断では、クラックの幅や深さ、外壁内部の状態などを確認し、建物の状況に応じた補修方法を検討します。特に築20年を超えるマンションやアパートでは、定期的な点検を行うことで、将来的な修繕費用を抑えながら建物の寿命を延ばすことができます。 早期修理は、修繕費用の削減だけでなく、建物の耐久性や資産価値の維持にもつながります。また、工事規模が小さく済むことで、入居者への負担や生活への影響も最小限に抑えることができます。大規模修繕を計画する際は、「まだ大丈夫」と判断するのではなく、建物診断を活用しながら最適なタイミングで補修を行うことが重要です。 外壁のひび割れが進行する流れや、早期修理のメリット、建物診断の重要性については、 こちらの記事で詳しく解説しています。 ▶ 「外壁の傷やひび割れを放置するとどうなる?劣化の流れと早期修理のメリット」 外壁クラックを放置しないことが大規模修繕のコスト削減につながる これまでご紹介したように、外壁のクラック(ひび割れ)は建物の美観だけでなく、防水性能や耐久性、安全性にも大きく関わる重要な劣化症状です。一見すると小さなひび割れであっても、放置することで雨水が建物内部へ浸入し、鉄筋の腐食や爆裂現象、タイルの浮き・剥離、雨漏りなど、さまざまなトラブルへ発展する可能性があります。 また、クラックの種類や劣化の進行状況によって補修方法は異なります。軽微なひび割れであれば比較的小規模な補修で対応できる場合がありますが、構造クラックや内部まで劣化が進行している場合は、建物の状況に合わせた適切な補修工事が必要になります。そのため、見た目だけで判断するのではなく、定期的な建物診断を行い、劣化状況を正確に把握することが大切です。 さらに、外壁材の種類によってもメンテナンス方法や修繕費用は異なります。タイル外壁は耐久性に優れていますが、浮きや剥離への対策が必要になります。一方、塗装外壁は定期的な塗り替えが必要ですが、早めに補修を行うことで建物全体の修繕費用を抑えやすくなります。 建物を長く安全に維持するためには、劣化が大きくなるまで待つのではなく、小さな異変を見逃さず、適切なタイミングで補修を行うことが重要です。定期的な点検と計画的な大規模修繕は、建物の寿命を延ばすだけでなく、将来的な修繕コストの削減や資産価値の維持にもつながります。 外壁クラックの種類や補修方法、修繕コストの考え方については、こちらの記事で詳しく解説しています。 ▶ 「大規模修繕で知っておきたい外壁クラックの基礎知識|補修方法・修繕コストを徹底解説」 大規模修繕で行われるクラック補修工法の種類と選び方 クラック(ひび割れ)が発生した場合、「ひび割れを埋めれば終わり」と思われる方も少なくありません。しかし、実際の大規模修繕では、クラックの幅や深さ、発生原因、建物の構造などを総合的に判断し、それぞれの状態に適した補修工法を選択します。 適切な補修工法を選ばなければ、一時的にひび割れが目立たなくなっても、時間の経過とともに再発してしまう可能性があります。建物を長く安全に維持するためには、見た目だけを直すのではなく、原因に合わせた補修を行うことが重要です。 クラックの状態によって補修方法は異なる クラックには、塗膜だけに発生している軽微なものから、コンクリート内部まで達している構造クラックまでさまざまな種類があります。 例えば、髪の毛ほどの細いヘアクラックであれば、防水性能を回復させるための補修が中心となります。一方、幅が大きく構造部分まで影響しているクラックでは、建物の耐久性を維持するための補修が必要になります。 そのため、大規模修繕では建物診断を行い、クラックの幅や深さ、発生箇所、劣化状況などを調査したうえで、最適な補修工法を選定します。 シール材充填工法 比較的軽微なクラックでは、シール材を充填して補修する方法が採用されることがあります。 この工法は、ひび割れ部分へ弾性のあるシーリング材を充填することで、雨水の浸入を防ぎ、防水性能を回復させることを目的としています。 建物は季節や気温の変化によってわずかに伸縮するため、柔軟性のあるシーリング材を使用することで、建物の動きに追従しやすくなります。 ただし、この工法は比較的軽微なクラックに適しており、構造的なひび割れには別の補修方法が必要となる場合があります。 Uカットシール材充填工法 幅が広くなったクラックでは、「Uカットシール材充填工法」が採用されることがあります。 この工法は、ひび割れ部分をU字型にカットして補修スペースを確保し、その中へプライマーやシーリング材を充填する方法です。 表面だけを埋めるよりもシーリング材の密着性が高く、防水性能や耐久性を確保しやすいことが特徴です。 マンションやアパートの外壁補修でも多く採用されており、外壁塗装とあわせて施工することで、美観と防水性能を回復させることができます。 樹脂注入工法(低圧注入工法) 構造クラックでは、エポキシ樹脂をクラック内部まで注入する「樹脂注入工法」が用いられることがあります。 専用の器具を使用して低い圧力で樹脂をゆっくり注入することで、クラック内部の細かな隙間まで充填できるため、コンクリートの一体性を回復させる効果が期待できます。 また、内部への雨水の浸入を防ぎ、鉄筋の腐食を抑制することにもつながります。 建物の耐久性に関わる重要な補修工法であるため、施工には十分な調査と専門的な知識・技術が求められます。 タイル外壁は浮きや剥離への対応も重要 タイル外壁では、クラック補修だけでなく、タイルの浮きや剥離への対策も欠かせません。 タイルは見た目に異常がなくても、接着力が低下して浮いている場合があります。そのまま放置すると落下事故につながる危険性があるため、大規模修繕では打診調査などを行い、浮きの有無を確認します。 調査の結果、浮きが確認された場合には、アンカーピンニング工法や樹脂注入工法、部分的な張り替えなど、劣化状況に応じた補修を実施します。 建物の安全性を確保するためにも、クラックだけでなくタイル全体の状態を確認しながら修繕を進めることが大切です。 建物の状態に合わせた補修方法を選ぶことが重要 クラック補修は、単にひび割れを塞ぐだけでは十分とはいえません。発生原因や建物の構造を考慮せずに補修を行うと、同じ場所に再びクラックが発生することもあります。 そのため、大規模修繕では建物全体の劣化状況を把握したうえで、補修工法を選定し、必要に応じて外壁塗装やシーリング工事、防水工事などを組み合わせながら施工を進めることが重要です。 適切な補修は建物の耐久性を回復させるだけでなく、将来的な修繕費用を抑えることにもつながります。建物を長く安全に維持するためにも、劣化症状に応じた最適な補修方法を選択し、計画的なメンテナンスを行いましょう。 まとめ 外壁に発生するクラック(ひび割れ)は、小さな劣化だからと放置してしまうと、雨水の浸入による内部腐食や鉄筋の錆び、爆裂現象、タイルの浮き・剥離、さらには雨漏りや建物全体の耐久性低下など、さまざまな問題を引き起こす原因となります。また、窓サッシ周辺のひび割れも建物内部へ水が浸入しやすい箇所であり、放置することで修繕範囲や費用が大きくなる可能性があります。 建物を長く安全に維持するためには、劣化が進行してから修繕するのではなく、定期的な建物診断によってクラックやタイルの状態を確認し、適切なタイミングで補修を行うことが重要です。早期に対応することで修繕費用を抑えられるだけでなく、建物の耐久性や資産価値の維持にもつながります。 大規模修繕は、建物の不具合を直すためだけではなく、将来にわたって安心して建物を維持するための大切なメンテナンスです。日頃から建物の状態に目を向け、計画的に点検や修繕を行うことで、長期的なコスト削減と入居者が安心して暮らせる環境づくりにつながります。 リペアウィズでは、マンション・アパートの大規模修繕をはじめ、クラック補修、タイル補修、外壁塗装、防水工事まで、建物の状態に合わせた最適な修繕プランをご提案しています。 建物のひび割れや外壁の劣化が気になる方、大規模修繕をご検討中の方は、お気軽にリペアウィズまでご相談ください!! 2026年7月24日 更新藤沢市密着1,700件以上の豊富な施工実績
私たちリペアウィズは藤沢市地域密着のアパートマンション、工場、施設の修繕・外壁塗装・防水工事専門店として近隣地域の皆さまに信頼され、安心して修繕工事をご依頼いただける会社を目指しています!
そんなリペアウィズでは藤沢市地域密着だからこその迅速対応で、何かあった時も安心して工事をご依頼いただけます。
リペアウィズは大規模修繕専門店のプロです。入居率を上げたい方、建物を長持ちさせたい方、相続を考えられている方などオーナー様のニーズに合わせて、最適なプランをご提案させて頂きます。
確かな施工力で1棟1棟丁寧に施工し、この先数十年にわたって安心をお届けいたします。
アパートやマンション、工場、施設に関するお困りごと、ご不安や懸念事項がありましたらリペアウィズまでお気軽にお問い合わせください。
皆様からのお問い合わせ、心よりお待ちしております。
リペアウィズ (株式会社 創雅)
代表取締役柏木 雅人
皆さまのお越しを
お待ちしております!!
近いから安心!
アパート・マンション、工場、施設の修繕専門ショールームOPEN!
〒251-0054 神奈川県藤沢市朝日町9-4 朝日ビル102
TEL:0120-979-219
9:00~18:00(日曜定休)







